こう、オタクとかが嫌いな作品を語ってるのをたまに見ると思うことがある。
「○○だからダメだ」「××はこうしないとダメ」…
そんな条件を満たす作品あるのか?
結論から言えば、批判のための理由づけでしか無いとは思うのだけれど。
高すぎるハードルを設定して、それを超えられないとボロカス叩く。
その割に、好きなものに対するハードルは滅茶苦茶低いみたいな。
そこで良い悪いの話したって成り立たないよなあ、と。
長さの違う物差しで「長い!」「短い!」って言い合ってもなあ。
そら話にすらなってないわっていう。
作品を見て、何か嫌な点があったとして、そこから理由を見つけていくのは普通だと思うんだけど、
気を付けなければならないのは、理由は必ずしも外側にあるわけではないということ。
要するに、嫌だと思ったのは作品の問題ではなく「自分の問題」かもしれないということ。
すげえ単純に、「虫の居所が悪かった」とか「女が好みじゃねえ」とか「こういう性格のやつが嫌い」とかそういう理由だったりするかもしれない。
それを、「必然性がない」「媚びてる」「意味不明」とか作品側の理由にすり替えてねえかと。
モノを測る前に、まず自分の物差しをしっかり確認すべきではなかろうかと思う。
じゃないと、周りは敵ばかりになると思うし。それを納得しようとすると「世の中バカしかいねえな」という地獄のマインドに向かうだけだ。
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最近よかった曲を備忘録代わりに貼っておく。
今年の音楽も楽しいよ。