吐き捨て系日記

もう30になっちゃう男が考えを整理するためにブツクサ綴る、ほんとにただの日記です。

最近聞いてる曲~4月

後半でまとめて書くけれども、最近「国内と海外」という関係性を1リスナーながらぽつぽつ考えている。


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小袋成彬


小袋成彬 『Selfish』


宇多田ヒカルプロデュース、という鳴り物入りでデビューした新人シンガー。
変にジャンル分けするのもあれだけれど、アメリR&Bのニュアンスを持ちつつJPOPのスタンスを取るような、そんな感じ。

この曲、というかこれが収録されたアルバム『分離派の夏』が凄く良いアルバムだった。
言葉のリズム、チョイスが聞いていて気持ちいいし、タイトルから1stトラックの語り、そして最後のトラックまで1本通ったテーマ性みたいなものも惹かれるものがある。

っていうかどう語るかがすげえ大変なアルバムだなって。

MØL

youtu.be


デンマークのポストブラックバンド。

相変わらずこういうの追っかけてます。
やっぱメロディと曲展開にいかに個性をだせるか、ってのがこのジャンルのキモなんだよな。

そこが凡庸になると、あっという間にその他大勢になる。
そういう意味ではMØLは良いバンドだと思う。

Vampillia

youtu.be


日本のバンド、っていうかオーケストラ。

音楽性は非常に多岐にわたるので一口で語れるグループではない。
でも、今の日本のヘヴィミュージックシーンでは最重要グループであることは間違いないと思う。

派生バンドのVMOにも見られるような、インダストリアル/ポストブラックなアプローチのこの新曲。
上に紹介した話と繋がるけど、やっぱりこのバンドも唯一無二なんだよな。
「似た」ものはなんとなく見つかりそうな気がするけど、絶対見つからんのよな。

これがデモだってんだから、アルバムが超楽しみじゃん。

Juice=Juice

youtu.be


所謂ハロプロのアイドルグループ。
もう5,6年やってるから、アイドルの中では中堅に入ってくる頃か。

この曲一聴したら分かるが、K-POPのニュアンスが強い。
っていうか、作曲編曲がKARAを手掛けたりしてる人たちだから当然っちゃあ当然なんだけれど。

様々なサウンドがごった煮になって、それを可愛い子が歌うってのがアイドルの魅力だと思うので、こういうアプローチも凄く良いと思う。
K-POPだからってだけで奥歯に物の詰まったような語り口になる人がいるのが不思議だな。
J-POPもK-POPも良いもんは良いぞ。


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引用すると見つかりそうだから匂わす程度にしとくけど、「全世界で大ヒットしたヒーロー映画が、日本の定番アニメ映画に興行収入で負けた」ってのが話題になった。

で、そっから出てくるのが


・日本遅れてる!ガラパゴス
・出羽守うぜー。日本独自で盛り上がってんだから良いじゃん。
・アメコミヲタがうぜー
腐女子ぐらい金使ってから言え


こんな感じ。

お前はどうなんだ?ってことで言えば、

別に悪いとも思わないけど、かといって良いか?と言われれば頷けもしない。

ガストロンジャーかって感じ。
国内映画でもアレがヒットして欲しかったなーとかあるし。


世界的にヒットしたものが日本でヒットしないってのは確かにファンからしたら危機感抱くかもしれん。
でも日本は日本で独自シーンがあったりするのも事実。
必ずしも世界、というかアメリカのシーンに追従しなきゃいけないわけでもない。
だけど日本だけがスルーされてくのもそれはそれで寂しい。


っていうか、全員が全く別方向向いて殴り合ってるだけだから、いくら話しても何も産まれねえ話題だなとは思う。

公開館数とか、IMAXによるチケットの値段の差ととか色々あるだろうし。


なんつーか、ネットでのカルチャー語りにおける「嫌味を上手く言えたもん勝ち」、みたいな争いには加わりたくないからこんぐらいにしとく。

「知らぬ、存ぜぬ」と言わずにはいられない人々

世界的DJのAviciiが亡くなった。

www.cinra.net


俺はそこまでエレクトロ系に明るいわけじゃないが、Aviciiがすげえってことは知ってる。
wake me upを始めとした名曲も耳になじみがある。

まだ28歳という若さで、EDMをけん引した才能が失われるのは悲しいことだ。

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で、俺が今回書きたいのはこれと関連しつつも別の話。


こういう訃報とかがあると、2chなりヤフコメなりTwitterなりで現れる人々。


「誰だよ?」


って騒ぎだす人々。
彼らはかなり厄介な奴らだ。

しんみりしてる人らに水をぶっかけて回る。


「知らねーよ」
「無名が死んだだけだろ?」


世界で売れてんぜ、とかyoutubeの再生数がすげえぜ、って教えてやっても。


「でも日本ではほとんど知られてない事実」
「世界とか知らんわ」


ここまで来ると疑問が湧いてくる。こいつらはなんでわざわざ「知らねえ!」と書き込みに来たのか?
単純に茶化したいとか、洋楽ファンがうぜえから嫌がらせしてやろうとか、そういう意図もあるだろう。
しかし、多くの人に共通しているマインドは別にある。

俺がそれを感じたのは、Aviciiの訃報スレで見かけたこんな書き込み。


「○○の時もそうだけど、全員が知ってる前提で進めないでほしいなあ」


俺はこの書き込みに強烈な違和感を感じた。
「なんでお前に配慮して話を進めなきゃいけないんだ?」っていう。


別に知らない人にも「悲しめよ!」って押し付けてるわけでもないのに。


例えば、aviciiとは?みたいなネット記事は山ほどあるし、テレビでもやってるだろう。
みんなそういうのを踏まえたうえで「悲しいなあ」って書き込みに来てるわけですよ。
そういうのをすっ飛ばして「俺は知らん知らん!」って主張しても、だから何だよとしか言えん。


俺は過去に似た体験をしたことがある。
小学校の時、ゲーム好きで集まって遊んでたところに後から現れたちょっと乱暴な奴。
「何このゲーム?知らない!面白くない!ボンバーマンやらせろ!」

この集まりはお前のための集まりじゃねえのよ、ってな。

ああ、彼はどんな場所でも自分が主役じゃないと嫌だったんだろう。
そこで主役になるための努力をするわけではなく、その場自体を歪めて自分を主役にする。


みんなが知ってる前提の場所で知らねえ!って大騒ぎすれば、構ってやらざるを得ないもんな。
俺が書き込みに来たスレは、俺のためにあるべきだ!ってマインド。
みんなが見る場所なんだから、知らない人にも配慮しなさいよ!ってなあ…。


で、ほっとくと責任を周りに転嫁しだす。


「そうやって初心者を無視するから洋楽は~」
「だから洋楽厨って~」


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どこまで行っても、

「俺が知らないのなら、社会的に意味はない」
「価値があるのに俺が知らないとしたら、お前らのせいだ」
「価値があるなら俺にも分かって当然」


みたいな超自己中心マインドじゃねえのか。

はっきり言って、そうだったら満足させることは不可能だ。
目の前にいくら飯を据えても手を付けず、腹が減ったと大騒ぎする。


まあ結局、構わないってのが最適なんだろうな。

スルースキル、ってのがネットコミュニケーションでは重要とずっと言われているが、逆にスルーされないためのスキルってのを身に着けた奴も増えてんだろうね。
誰もがカチンときて相手しちゃう、思わずレスをしちゃう。


でも、構われ方ってのも大事だと思うんだけどなあ。

2018年、日本の夏フェスのラインナップを見て思うこと

前提としてフェス=ライブは見てナンボなんで、そもそも面子の時点で語るのがちょっと野暮ってのは承知してます。


とはいえ、今年の日本の夏フェスってどこもラインナップに大きな変化があったように思える。
あくまで期待を込めて、そのラインナップを見ながら色々と考えてみたい。

FUJI ROCK FESTIVAL

www.fujirockfestival.com


カニエ・ウエストがフジをキャンセルしたのが4年前。
そこから久しぶりのラッパーのヘッドライナーであるケンドリック・ラマー
しかもグラミー賞を獲得、歴史的名盤リリース後の来日ってんだから否応なしに期待は高まる。


そしてボブ・ディラン
ポスト・マローンなども含め、ラップなど現代シーンに合わせたラインナップになるのかと思ったらここでノーベル賞獲得後のボブ・ディラン。レジェンド中のレジェンドだけど、見るなら今だろうなってタイミング。

ケンドリック・ラマーと同じステージに立つ、っていうのはそれだけで大きな批評性を持つことになるんだろうなーとか。
N.E.R.Dも文句なしに盛り上がりそうだし。

日本のアーティストもサカナクションBRAHMANがかなり高いスロットに置かれてたり、サマソニの常連だったマキシマムザホルモンがいたり、デビューしたばっかの小林成彬が早速ブッキングされたり。

「ほんとにフジロックか?」って戸惑いの声も聞こえるぐらい、攻めたラインナップ。

SUMMER SONIC

www.summersonic.com


ベックノエル・ギャラガーってのはまあいつも通りっちゃあそうなんだけど、やっぱチャンス・ザ・ラッパーが目を引く。(去年出るって噂あったけどあれは何だったんだろう…)
JAY-Zがヘッドライナーだったのが8年前だけど、あれ以来なんかな、この位置にラッパーが入るのって。

グラミーを獲ったアレッシア・カーラや、カマシ・ワシントンサンダーキャットなどの様々なジャンルの「今」って感じの洋楽勢もかなり多い。

日本も水曜日のカンパネラDYGLMOROHAあいみょんなど若手中心に幅広いジャンルを抑えてきてる。

ソニックマニアも含めて、凄く良い評判が聴こえてくるラインナップ。

ROCK IN JAPAN FES

rijfes.jp


これ書いてる時点ではまだ第一弾発表されたばっかなんですが、やっぱ「松任谷由実」ってのはびっくりだ。
日本のポップスクイーンことユーミンですよ。

45年で初のフェス出演とか。いったいどんなステージになるのか想像もつかんな。何を歌ってもヒット曲っていうすげえライブになりそう。夏の野外で聞く真夏の夜の夢とかはブチ上がりそうだ。

AIR JAM

airjam.jp


復活からすっかり定着しつつあるエアジャム。
ここで眼を引くのはやっぱりKOHH

過去にはシャカゾンビブルーハーブキングギドラなんかも出てるんでラップが珍しいってわけではないけれど、若手最先端ラッパーをブッキングしてくるとは思わなんだ。

ベテランロックバンドや若いフェス慣れしたバンドの中でどんなステージを見せてくるんだろうか。

フェス面子に思うこと

意地の悪いネット民に日本の夏フェスがよく言われること。

「○年前から面子が変わってねーじゃんww」

まあ確かに90年代デビューのバンドによるヘッドライナーってここ最近多かったしな。


で、今回のラインナップ。「おおっ!」ってな反応と同じくらい「知らねえ…」「微妙…」ってのも目にする。
まあネット民の反応をネット民たる俺が気にしてもしゃあないんだけどさ。


でも、フェスの面子だけツラーっと見てっても明らかに変わったよね。
単純にラップ勢が増えたってだけではなく、客層が入れ替わりつつある。
「今」って感じのアーティストがゴソっと増えた。
これはリスナーの要請によるものなのか、フェス側の仕掛けなのか。後者の割合の方が大きそうだけど、前者の存在がある程度無ければ起こり得なかったことだと思う。


よく「ガラパゴスだ」「鎖国だ」って嫌味を言われる日本のリスナーだけど、絶対変わってきてると思うんだよな。
そりゃ頑ななやつもまだまだいると思うけど。

洋楽の話題が明らかに増えてると思うし。っていうか邦楽も含め、音楽の話題自体が増えてる気がする。アイドルやラップの楽曲にまつわる話ってすげえ活発で、見てて楽しいし。

いきなりガラッと変わるもんでもないと思うし、海外シーンと比べてどうこうと言う前に潮目が変わってきてることを喜びたいよな、とか。

あとはもう、実際のライブでどうなるかってことを期待しながら待ちたい。
そんな金持ってるわけじゃねえけど、今年のフェスは出来るだけ行きたいし。

楽しくなりゃいいなあ、と思います。


















で、ラウドパークは?

例のサイトに思うこと

例のサイトってタイトルには書いたけれど、あれです「漫画村」のことです。
今更ぼかすのもアレだし。

で、その問題ってのはもう語りつくされているので蒸し返さないけど、やっぱ一漫画ファンとしても色々思うところはある。

その対策もあーだこーだ言ってるうちに、政府がサイト自体をブロッキングするべ、ってな話になったらしい。

mainichi.jp


で、これは憲法違反になるのかとか検閲の始まりだとかって議論もあるわけなんだけれど、俺はそことは別のとこが気になっている。


そもそも、漫画村もそうだしその他著作権を犯すようなデータをアップするサイト及びユーザーが「なぜアップするのか」、そして「なぜアップし続けることが出来るのか」ということ。


これも改めて言う必要無いかもなんだけど、「収入になるから」だよな。


youtubeに違法アップされたテレビ番組やラジオ、開いて見てみればスクロールバーには黄色い広告マークがズラリ。
エロ系のサイトに行けばそこら中を縦横無尽に動き回るバナー。


これらによって収入があるから、リスクを冒してでもアップし続ける奴が減らない。
もちろん、妙な親切心からアップする奴や、「うp神!」みたいな自己顕示欲で動くやつ、「データは自由だ!」みたいな過激派もいるんだろうけど。


また、漫画村には今はやりの仮想通貨のマイニングが仕込まれてたとか。
恐ろしい話だ。


ともかく、違法にアップすることが金になる、という仕組み自体が問題ではあり続ける。


結局、そこをなんとか整理しないと永遠にいたちごっこなんだと思うんよな。

急場しのぎにブロッキングしたところで、第二第三の漫画村は出てくるだろうし。youtubeに違法動画はアップされ続けるし、エロサイトにAVはアップされ続ける。


広告潰すとか、マイニングをブロックするとかだけでそりゃ違法サイトは大ダメージだよな。
Googleなりなんなりが、「著作権を犯したサイトには広告出さない」ってすればそれだけで。
まあそうなったら、「うちはどんなサイトにも広告貼ってOKやでー」ってな広告屋が出てきそうだけどさ。


ネットにおける収入って可能性がまだまだ広がりそうだけれど、「ネット収入に貴賎なし」はいつまでも続かねえっていうか、続けちゃいけない気がする。


ただそうなると、じゃあ誰がそれを判断すんだって問題があるんだよな。


ネットにおける広告収入ってのは多くのサイトや企業にとって生命線でもある。
そこで収入が確保できるから、俺らは多くのネットサービスを無料で楽しめてるようなとこはあるわけだ。
それこそspotifyのフリープランだって広告あるし。
youtuberだってまあ、広告収入があるからあんだけ頑張ってんだろうし。


少し前に2chまとめサイト2chが喧嘩した時、ねらーが取った攻撃手段の一つが「アドセンス剥がし」だ。
ひたすら広告主に通報しまくって広告を剥がすって方法。

これさ、違法サイトを通報して剥がすってのと同時に、普通のブログやyoutuberも「気に入らねえ」って攻撃の対象になりかねないんだよな。
それこそTwitterで気に入らねえ奴を通報しまくって凍結させたった、みたいなことちょっと前に流行ったし。


広告をお上の管理でどうこうやるのにも限界があるし、ユーザー主導で動くと際限なく対象が広がる。


Google様のご機嫌伺いしながらやるか、無法地帯になるかみたいな。


人気youtuberが年間数千万とか平気で稼ぐ産業に成長してる今、そこを今更規制なんてのは無理だろうし。
今やネットが盛り上がる=そこに金が動くってことに直結してくるわけだし、全員が善意とアマチュアリズムでコンテンツを発信していた時代にはもう戻れない。


だからっつって、はてなブログ含め多くのサービスにただ乗りしてる俺のような一ユーザーに何が出来る、何が言える、って突っ込まれたら黙るしかねえよな。
アドブロックしたからって何があるわけでもなし。

粛々と、正式なコンテンツに正式なアクセスと金を支払うことぐらいしか出来んのよな。

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(追記)

nlab.itmedia.co.jp


そういやこんな仕組みあったな。すっかり忘れてたぜ。
つーか今の今まで申請が通らなかったのかしてなかったのかどっちなんだ。

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(再追記)

なるほど…

日本の出版社も個別の作品で申請して各個通ってはいたが、今回は海外の会社がトップページに申請を出して通ったと。

これはいい前例が出来たってことでいいのかな。

最近聞いてる曲~3月~

Spotifyでもyoutubeでもいいんだけどさ、色々と検索して「おっ!」ってなるメタルバンドに出会うこともあるわけですよ。
ただ悲しいもんで、再生数とかが絶望的に少ない。

まあメタルって世界中に広まってはいるんだけど、一部北欧を除けばやっぱマイナージャンルだし。
ベテランがまあ元気なこともあって、若手とかが取り上げられることってホント少ない。

つってブーブー言っててもしゃあないので、弱小ブログなりに取りあげて、一応検索結果に残すことで少しでも貢献したいなって。
間違ってでも聞いてくれたら嬉しいし。

っていうかラップとかに比べてその、「聞かれる」ってハードルがすげえ高いんだよな。

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 All Pigs Must Die

www.youtube.com

バンド名が最高すぎる。
デスコアっつーのか?ブチ切れ疾走サウンドもいいっすね。

サニーデイサービス


Sunny Day Service - ジーン・セバーグ【official video】

俺は「東京」とかのイメージで止まってたんだけど、こないだ出た新譜がめちゃめちゃ良かった。
様々なラッパーを客演に迎えつつ、完全に新機軸のポップスに向かっている。
マジな話、個人的に今年の俺ののベスト候補に入った。

Scarlxrd

www.youtube.com

ロンドン出身のラッパー。
っていうか俺が英語読むのがあんま得意じゃないのもあってか、詳細が全然わからねえ。
一昨年には「スカー藩主」っていう日本語タイトルのアルバムを出してたり、

 

スカー藩主 [Explicit]

スカー藩主 [Explicit]

 

 よく聞くとバックに日本のアニメの音声がサンプリングされてたり、なんか惹かれる要素が多い。時間かけて調べよう。

あと、この手のラップを「トラップメタル」っていうのも初めて知ったわ。
GhostemaneとかはガッツリPanteraのリフをサンプリングしてるし、なんかシーンがあるんだろうか、まだよくわからん。

ただ、いわゆる「ヒップホップ」からは毛嫌いされてそうだなってのは感覚として分かる。

人間椅子

youtu.be

歌詞世界とか、サウンドメイキングとか、やっぱ凄いわ。
こういうのが「独自進化」ってやつなんだろうか。

Chelsea Wolf

www.youtube.com

その重さ、陰鬱さに驚くが、本人のルーツはカントリーやフォークにあるらしい。
OathbreakerとかMyrkurとか、女性の放つヘヴィサウンドってのが最近増えてきてんのかな。

XXX Tentacion

youtu.be

何かと話題のグランジラップの旗手。
Migosに襲われたとか、そういうゴシップな話題が目立つけどやっぱ曲が良い。
この、ぶっ壊れそうな繊細さってのと現代サウンドってのが凄く相性がいいんだろうか。
アルバムも良かった。

Zeal & Ardor


Zeal & Ardor- "Don't You Dare" - Session Live


なんで昨年見逃してたんだバンドNo.1。
バンドというか、Manuel Gagneuxによるプロジェクトらしい。

紹介文では「アフリカンビート、ゴスペルとブラックメタルの融合」みたいな書かれ方が多い。
聞いてみると確かに、リズムパターンはメタルのそれと大きく異なる曲が多い。
そこに、ポストブラック的なフィードバックトレモロリフとかグロウルが乗っかったり、ゴリゴリのブラックが突然始まったり。
ごった煮なんだけれど、不思議と統一感は感じられる。つーかカッコいい。

インタビューでは例によって「好きな音楽をやったらこうなった」的な発言。
スケール感が大きくて、「メタル」って枠に押し込めるのもちょっと憚られるような気もする。

ポストブラックの流行も過渡期な感じもするが、まだまだ可能性は広がってるなあと思える。

WWE入場曲

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com


WWEの入場曲ってボーカル入りも多くて、様々な国籍やキャラクターに合わせて音楽性も非常に多彩で面白い。
00年代頭とかはラップメタルが多いんだけど、最近のはゴリゴリのラップにカントリー、EDMなんかもある。

日本のプロレスと比べると入場のペースがゆったりしてるからなのか、全体的に落ち着いたテンポ感の曲が多いのも特徴。

もちろん日本のプロレス入場曲もカッコいい。

youtu.be

 

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聞いてもらえるかはともかく、こうやって形に残しとけば意外なとこに届いたりするもんだし、気長にやってこう。