嫌いって話を書きすぎたので、好きな音楽をまず紹介したい。詳しいレビューとかはまた聞きこんで考えをまとめてから。
・PANTERA
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90年代を中心に活躍したメタルバンド。ハードコアながらも歌心のあるボーカル、切れ味抜群のリフ、それをがっつり支えるリズム隊。個人的には文句なしで一番好きなバンド。アルバムの数は少ないが、どれもそれぞれの魅力があり、なんだかんだ一番聞いてるのはライブ盤だったりする。
2003年に解散したが、その後のメンバーの末路があまりに悲しい。
・ATARI TEENAGE RIOT
ドイツの、デジタルハードコアグループ。直接的な、政治的なメッセージと耳をつんざく強烈な電子サウンドが特徴。怒ってる!というのを怒ってるように聞こえるサウンドでガンガン押し出してくる。そのパワーに圧倒される。
メンバーを変えつつ、今でも新しい音楽に挑戦し続けている。
・THE MAD CAPSULE MARKETS
- アーティスト: THE MAD CAPSULE MARKETS,KYONO,TAKESHI UEDA,KATSUYA,J.MILES
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 1999/08/25
- メディア: CD
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日本のバンド。現在活動休止中。バンドサウンドとデジタルサウンドを融合させ、高揚感と攻撃的な感覚を同居させている。初期のパンク色の強いものも好きだが、どちらかというと中後期のサウンドの方が好き。
活動停止後はそれぞれのプロジェクトで活躍している。
・Thee Michelle gun Elephant
日本のガレージロックバンド。シンプルに、研ぎ澄ましたロックサウンドは鮮烈に感じられる。激しいカッティングと、チバユウスケのボーカルは絶妙な相性で世界観を作り上げる。
・Tha Blue Herb
日本のヒップホップグループ。北海道出身。ポエトリーリーディングと呼ばれる、語り掛けるようなラップで懇々と言葉を紡ぐ。圧倒的な自負心と、意識が言葉の節々に感じられる。重厚なトラックと合わせ、リスナーに選択を迫る。
・Melt-Banana
日本のノイズコアバンド。金切り声のような轟音ギターと畳みかけるリズムの波。それを軽々と乗りこなす女性ボーカル。溺れるような感覚で楽しむことが出来る。
・Machine head
アメリカのメタルバンド。鮮烈なデビュー、流行と迷走を経て復活をした。正直、一番好きなアルバムは彼らの「Blackening」かもしれない。野獣の慟哭と言うべきか、悲しみと荒々しさを備えた名曲「Halo」は何度聞いても没入出来る。
・Meshuggah
スウェーデンのエクストリームメタルバンド。複雑で畳みかけるリズムに超低音ギターのリフ、それらが一体となって洪水のように攻め込んでくる。翻弄されつつも、それが心地よくなってくる。
・Ramones
アメリカ、ニューヨークのパンクバンド。シンプル、あまりにシンプル。だからこそ何よりも刺激的だし、カッコいい。ポップセンスも抜群。
・Sublime
アメリカのミクスチャーバンド。レゲエとパンク、波の音が聞こえてくるような心地よいギターサウンド。それでいて、パンクの荒々しさを備えている。BGMにするには刺激が強い。
・スチャダラパー
日本のヒップホップグループ。肩肘を張らない、脱力感のあるライムを軽快に重ねる姿は飄々としつつも美意識がある。そんな中時々出てくるシリアスな部分は余計に際立つ。
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とりあえず、自分が特に好きなものをピックアップ。自分の中で、一つの基準となっているような、そんな音楽です。