俺の好き嫌いの話をやたらめったら長いこと書いてたわけだが、腑に落ちる考えが思いついたので忘れないように書いておく。
食い物の話に置き換えればいい。
どんな人でも好き嫌いはある。
そこで「栄養があるから!」とか「最高の食材が!」とか「調理法が!」を問題にしていたということだ。
美味いかどうか。それが問題なのだ。苦手なのを栄養のせいとか調理法のせいとかそういうことに言及するのではなく、俺はこっちの方が美味く感じるということ。どっちが食いたいかということだ。
そんだけだったなと。結局音楽、というかロックはことさら、「思想」「社会性」「技術論」みたいなものにどんどん踏み込んでいってしまうような批評が多いように感じる。それはそれで大事なのだが、美味い料理を食うことを忘れてはいけない。