www.youtube.comすでに休刊(編集者曰く廃刊)になってしまった雑誌、「ファミ通WaveDVD」。
俺はこれがたまらなく好きで、古本屋とかでバックナンバーを集めてたりする。
基本的には新作ゲームの動画やゲームのやり込み動画が中心。
そこに、芸能人や雑誌編集者を交えた様々な企画が挿入されるのだが、これが凄まじく面白かった。
何が、って言われたら「バカだから」とぐらいしか形容出来ない。
ただ、その馬鹿が全力だ。
上に貼った動画の企画。
「ひたすら食べて100㎏を超える」
バカ過ぎる。それをほんとにやる。
メイン番組「BOSEの○○タイム」でも、ただゲームやるだけじゃなくて、「負けたらセーブデータ消去」とか「催眠術でゲームは上手くなるか?」とかひねりを加えた企画が面白い。
そして何と言っても山岸聖太による切れ味抜群の編集。
番組の間に挿入される意図不明のCMらしき映像群、通称「ノイローゼコンテンツ」はもはや頭が狂っているとしか思えない、常軌を逸した世界観が展開される。
他にも
「ビールの栓をキ〇タマで抜く」
「ネズミ獲りを投げつける」
「ウォシュレットを口で受ける」
「罰ゲームで富士登山」
すごすぎる。これをやるのがプロの芸人やyoutuberではなく、出版社の一編集者というのが凄い。どんな根性だ。
男の子がいつしか忘れた馬鹿さ。中二ぐらいで卒業するものを全力で表現する。多分、世の中にとっては無駄だろうし、なんなら軽蔑の対象なのかもしれない。
でも、楽しいんだよな。これは間違いない。
今見る方法はほとんどないけれど、定期的に帰ってきたくなるコンテンツだ。ゲームはほんとオマケ程度だけれど、それでもゲームが好きだというのはわかるのもすごい。
たまにポッドキャスティングを聴きなおして、懐かしさとともに腹抱えて笑ったりする。ノスタルジーだけじゃなくて、単純に面白いんだよやっぱ。