先日、名古屋で行われた新日本プロレスを友人と観戦してきた。
プロレスは大好きなんだが、生観戦は実は10年ぶりぐらいになるかもしれない。そもそものきっかけは、友人が『有田と週刊プロレスと』というAmazonプライムの番組にハマったこと。
「あれはどういうことなんだ?」とか質問攻めに合うのも何やら楽しい。俺が勧めても見なかったくせによぉ、とかは言わない。
10年前の記憶と明らかに違ったのは、やはりファンだ。
若い人から年季の入ったファン、子供からキャピキャピした女性まで。応援する選手のグッズを身に着け、物販売り場は超満員だった。
会場も9割からほぼ満員。
まさに「盛り上がって」いた。
試合について。
これもやはり10年前とは大きく変わってきていた。
同じヘビーの選手でも、身体能力が段違いだからなのか、ジュニア顔負けの飛び技を決めまくったり、あるいは極端にコミカルなキャラがいたり。
それでいてしっかりと「新日本」という感じはキープし続けている。凄いバランス感覚だ。
各団体が差別化を図り、危険技に特化したり、飛び技に特化したり、色分けと細分化が進んでいたのが10年前ぐらいのプロレス。
それが今、総合エンタメとして復活しつつある。
楽しく、激しく、とは馬場さんの言うところの「王道」だが、まさにそれを今回の観戦で感じた。
そして、メインイベントであるスーパーJカップでは「事件」も見れた。この事件性は新日本ならではだろう。
あれを見せられちゃあ、応援しないわけにはいかない。友人もそうだが、俺のプロレス熱も再燃してきた。
やっぱ現場に行くのが大事だな。何事も。