吐き捨て系日記

もう30になっちゃう男が考えを整理するためにブツクサ綴る、ほんとにただの日記です。

1ファンが語るe-スポーツのあれこれ。

※注意:最初っから最後までゲームの話です。脚注とかあんまり入れてなかったり。


まずは自分のことから。

2000年代初頭に格闘ゲームに興味を持ち、ストⅣのリリースでどっぷりとハマった世代。
ゲーセンに行ったり、海外大会も見る感じの格ゲー中心e-スポーツファン。

 

さて、ときどが悲願のEVO制覇を果たした。おめでとうございます。

 

www.4gamer.net

それ以外にも、有名プレイヤーから新人プレイヤーまで様々な人たちが結果を出すなど、「格ゲーに日本あり」を示した大会だったと思った。
そして来年には、この世界最大の格ゲーイベントEVOが日本で開催されるわけですが、

evo-japan.net


これと前後してネット等でこんな意見がよく見受けられる。

「海外では流行ってるのに、e-スポーツが流行らない日本はヤバい!」

「e-スポーツなんか日本で流行るわけねえだろ!」

俺も格ゲーファンの端くれとして、少し寂しい思いもあるわけだが、同時に「海外ガー」でゴリ押しされんのもなんか違うなあと思うところではあり。
そこで、自分なりに色々と調べてまとめてみようと思ったわけです。

1.e-スポーツは海外で流行っているのか?

そもそも前提なんですが、「本当にe-スポーツは海外でも人気があるのか?」ということ。
これは判定が難しいが、とりあえず視聴者数を基準にしてみよう。
大手ゲーム実況サイトtwitchでのEVO視聴者数の推移を見ると、2015年ぐらいから大体20万人前後になっている。

doope.jp

kakuge-checker.com


20万というと一瞬多いように感じるが、世界一の大会で20万はどうだろう…とも感じられる。
ただ、これはあくまでtwitchのみの視聴者数なので実数はもっと多いかも。

さらに、アメリカのスポーツチャンネルESPNもEVOの中継を行うようになっている。

www.espn.com

でも結局、「なんだ、大したことねえじゃん」と思うかもしれんが、これはあくまで格闘ゲームの話。
格闘ゲームはe-スポーツの中では、決して一番人気の種目ではありません。
じゃあ人気種目なら?

kultur2.blog.fc2.com

人気の高い「League of Legends」というゲームだと、決勝の視聴者が1,400万人、大会の述べ視聴者数が3億3400万人にもなる。
格ゲーとレベルが違いすぎてビビるわけですが、ともあれ「同時に1000万人が見てる」ってのは相当凄いことです。

www.youtube.com


リオ五輪の開会式の視聴者数が約4500万人だったことを考えると、規模的には手が届きそうな位置にいるともいえるかもしれない。

その他、人気のあるFPSであるCODの大会だと述べ視聴者数が2,000万を超えるそうな。

fpsjp.net


というわけで、「世界で流行っているか?」ということに関しては「競技によっては滅茶苦茶流行っている」ということですかね。

2.稼げるの?

上の視聴者数の比較でもわかるんが、一口にe-スポーツと言っても様々な種類があり、そのうえ人気にかなりのムラがある。

賞金にもそれは現れており、EVOのストリートファイター5部門の優勝賞金は3万6000ドル。約400万円ぐらい。

 

対してLOLの優勝賞金は2016年の世界大会で約4億円とか。

また、世界大会で2000万人の視聴者を稼ぐDOTA2というゲームでは賞金総額が22億円にも上る。

www.negitaku.org

 

ただこれはゲームの性質によるところが非常に大きい。
LOLやDOTA2はオンラインチーム対戦ゲームであり、ゲーム内課金がある。
そこで、大会に合わせた課金グッズを売り出し、その売り上げがそのまま賞金に上乗せされるという形になっているのだ。
まあそもそも基本賞金が2億近い時点で凄いが…

とはいえ、格ゲーでも一般社会人の年収ぐらいを一大会で稼げるわけだ。
ただ、食っていけるのは一部のトッププレイヤーのみという厳しい世界ではある。

3.日本ではどうなん?

冒頭にも述べたが、日本は格ゲー部門に非常に強い。
そもそも格ゲーの大半が日本製というのもあり、ゲームセンターを中心に培われた大会ノウハウや対戦研究文化による積み上げが大きく、20年以上トップで勝ち続けるプレイヤーもいるほど。

一方で、LOLをはじめとするPCベースのゲームは普及があまり進んでいない。
ゲーム機文化が非常に強かったこと、スマホゲームの隆盛など理由はたくさんあると思うが。

 

まああと、「ゲームなんて遊びだろ?」ってのもやっぱり多い。
ただこれは別に日本に限った話では無く、アメリカやらでもよくプロゲーマーが槍玉にあげられるニュースを見かけたりする。

 

とはいえ、世界的に盛り上がりつつあるのも事実。
そして、アジアオリンピック評議会がe-スポーツを競技種目に加えることが決定したらしい。

www.gamespark.jp

 
だからって「ゲームやれよオラ!」みたいにゴリ押ししても受け入れてもらうのは中々難しいだろう。
今や押しも押されぬ人気スポーツであるサッカーだって、プロ化までには長い時間がかかった。
e-スポーツって概念が生まれてからまだ20年も経ってないぐらい。
世界の急速なスピードに慌てず、長い目で育てていく目線も必要なのかなあ、と思ったり。

ゲーム協会みたいなのが乱立して混乱したり、マネタイズを急ぎ過ぎて倫理的にマズい行為が行われたり。
スピードだけを最優先にすると多分ろくなことにならねえだろうな、というのが素人から見たe-スポーツ業界です。


協会が多すぎて混乱しているという記事↓

jp.ign.com

 

 

まあどうあれ、ゲームは好きだし、プロゲーマーや日本のゲーム会社は応援したい。
EVO2018は見に行こうと思います。

www.youtube.com