新日本プロレスが絶好調らしい。
先日のドーム大会も4万近い客入りに加え、ネット配信の加入者もかなり増えたとか。
今まで興味なかったけど最近見始めた人、昔ハマっていて最近また見だした人など、様々な客層が増えていそうだ。
そんなタイミングで俺がオススメしたいのはWWE。
アメリカ最大=世界最大のプロレス団体だ。
中邑真輔をはじめ、戸澤陽、ヒデオ・イタミ(KENTA)など日本人選手の活躍も目覚ましいが、そんな中でも特に面白いのが女子部門だ。
簡単に紹介したい
(別にどっちかだけを見ろってんじゃなくて、両方見たら面白いんじゃね?って話です。)
今熱いWWE女子部門
なんで今WWE女子部門が熱いのか。
いくつかの要因がある。
・優秀なレスラーが多数参戦している。
・試合内容が格段に向上している。
・上2つに伴い、今までなかったような展開や試合が産まれるようになった。
こんな感じ。
これらを含めた女子部門の盛り上がりを「ウィメンズレボリューション」と呼ぶこともある。
これは、新人発掘番組だったNXTが団体として確立した2012年ごろから始まり、NXTでデビューした選手が経験を積み、上位番組であるRAWやSAMCK DOWNでデビューするという流れが生まれたことが大きいだろう。
かつてWWEの女子部門に参加する選手はDIVAと呼ばれ、どちらかというと番組の花や恋愛劇のための要素としての側面が強かった。(男子顔負けのファイトを展開するDIVAってのが居なかったわけでは無い。)
それが今やPPV(金払って見るデカい大会)のメインを務めたり、女子だけのロイヤルランブル(勝ち抜きバトルロイヤル)が開催されるなど、注目度がかなり高まっている。
つーわけで、今見といて損はねーよってことである。
注目選手
この選手見とけば間違いねえよって選手を紹介しておく。
アレクサ・ブリス(RAW)
アレクサ・ブリス | WWE | スポーティングニュース・ジャパン
現RAWチャンピオン。
昔はチアリーダーみたいなキャラだったが、現在は派手でポップなメイクと衣装(ハーレイクインというアメコミキャラがモチーフ)を身にまとい、高飛車で小生意気な王者といったスタンスで活動している。
女子選手の中でも背が小さく非力に見えるが、体操上がりの身体能力で華麗な飛び技も決める。何より感情表現が上手いので見ていて飽きない。
カウント返されたときにジタバタするのとか可愛いし。
サーシャ・バンクス(RAW)
サーシャ・バンクス | WWE | スポーティングニュース・ジャパン
ニックネームは「ザ・ボス」
従兄弟はあのスヌープドッグ。レッスルマニアでは彼の生ラップで入場してきた。
派手な髪色と前が見えにくそうなサングラスがトレードマーク。
細身だが、非常にパワフルでハードな試合に定評がある。後述するシャーロットとの王座の奪い合いはどれも名勝負。
シャーロット・フレアー(SMACK DOWN)
シャーロット・フレアー | WWE | スポーティングニュース・ジャパン
現SMACK DOWNチャンピオン。
名字から分かる通り、日本でも活躍した名レスラー、リック・フレアーの娘。
顔もそっくりだ。
父親譲りのテクニックに加え、ずば抜けた身体能力を活かし圧倒的王者として君臨している。
サーシャとともに、女子初のヘル・イン・ア・セル(金網デスマッチ)を戦った。
ASUKA(RAW)
日本では華名という名前で活躍していたレスラー。
NXTでデビュー後無敗のままチャンピオンになり、500日以上チャンピオンで居続けるという圧倒的な強さを誇った。
そのまま昇格すると、5WAYイリミネーションマッチでいきなり大トリ→1人で2人やっつけて勝利するなど強さは相変わらず。
ペイジ(RAW)
NXTからの昇格組としては古参。
ディーヴァ王座を何度も獲得するトップレスラーだったが、プライベートで色々(マジで色々)あって退団。
復帰するとかしないとか言われていたが、手下を引き連れて昨年電撃復帰。
「あたしがいねえ間に好き勝手やってくれてんじゃん」と、nWoばりに女子戦線を荒らしまわっている。
(※追記)と、思ったら試合中のケガで引退の危機だそうな。せっかく面白くなってきたとこだったのに惜しいなあ。
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こんなもんかな。
この他にも、ザ・ロックの親戚であるナイア・ジャックスとか抱きつき魔ベイリーとか個性豊かな面々がいる。
ていうかRAWに人材偏りすぎじゃねえ?
どうやって見るんよ?
テレビならJ-SPORTSで見れる。
ネットならDAZNで見れる。
「まだよくわかんねーから、金払うのためらうなぁ」って人にお勧めなのはYoutubeのWWEオフィシャルチャンネル。
「名勝負ベスト10」みたいなランキング動画や直近のハイライト、インタビューなんかが無料で見れる。たまに、1試合丸丸見れたりするのもすげえ。
ここで見るだけでも相当楽しめるので、まずはこっからがいいんじゃなかろうか。
といった感じでWWE女子部門を紹介した。
ただまあ、男子部門ももちろん面白いんで気が向いたらちらりと見てほしいなあ。
日本のスタイルとはまた違ったプロレスが楽しめまっせ。
で、日本のプロレスもこれまた面白いので、どっちも見逃せねーなってことで。