WWEといえば世界最大のプロレス団体。
NXTというのはその中にある番組の一つ(団体内団体みたいなもん)。
よく言われるのは「WWEにおける二軍団体」という言い方。
まあ間違っては無いんだけれど、印象はあまりよくないかもしれない。
そんなNXTを見出して5年ぐらいになるが、これがまあ面白い。
WWEの仕組み等についてはニコニコ大百科がまとまってて見やすかったので基本用語等はこちらで
こっからは、NXTの何が面白いかを簡単にまとめておく。
これで一人でも視聴者が増えたら嬉しいなってことで。
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試合が面白い
いや、当たり前じゃねえかって言われそうだけど実はすごく大事なこと。
NXTは試合が面白い。
というのも、WWEの中でもNXTはほぼ試合中心に番組が構成されている。
WWEの上位番組であるRAWやSMACK DOWNはやはりマイクパフォーマンスやプロモーションの部分もかなり重要で、番組内でも結構な時間が割かれている。
それに対してNXTはそういう部分が薄め。
マイクがあっても必要なこと喋るぐらい。
プロレス好きな人に伝えるとすると、「新日本プロレスに近い」って言えるかもしれない(あくまでWWEの中では)。
で、正直WWE本体のPPV(月一特番)なんかでは中盤の試合が面白くてもメインがコケる、ってことも最近多くて評判はイマイチだったりするんですが、NXTのPPVであるTAKE OVERは毎回最高値を更新してくんじゃねえかって勢いで面白い。
特に「WAR GAMES」と呼ばれる、二つのリングを合体させたうえに金網で囲って行うタッグマッチはまあ毎度毎度イカれてる。
ただこれ行き過ぎて大丈夫か?と思わなくも無かったり…。
まあ面白ければいいか。
選手がいい
一人一人紹介してたらキリが無いので、代表的なとこだけ。
まずは男子。
トマソ・チャンパ…現NXTの主役の一人。サイコ系でヒールだったりベビーだったり。
ジョニー・ガルガノ…NXTのもう一人の主役。チャンパとの愛憎劇は大団円を迎えた。
マット・リドル…総合出身。イケメンでオールラウンダー。口が悪い。
キース・リー…どう見てもパワー系だがムーンサルトも軽々こなす運動神経お化け。
アダム・コール…ベイベイおじさん。あまりにハードな試合を何度もこなすのでクローンがいっぱいいるとか言われたりする。
取りあえずこの5人はマスト。
続いて女子。
シェイナ・ベイズラー…顔が怖い。総合出身で打撃や関節がエグイ。
リア・リプリー…カッコいい。まだ20代前半だけどNXT UKのメインを張る逸材。
女子ならこの3人。
彼らに加えてNXT UKのピート・ダンとかタイラー・ベイト、ケイ・リー・レイ …。
あと日本から参戦してるKUSHIDAや、NXTに再び戻ってきたフィン・ベイラーなんかもアツイ。
まあとにかく若かったり将来有望だったりする選手がガンガンにやりあってるんですよね。
で、今までネット中継が基本だったこともあり、それぞれの試合にハードな投げ技やシャープな打撃、華麗な飛び技から凶器を交えたハードコアな攻防までがギュッと詰め込まれている。
そりゃおもろいっすよ。
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ってな感じのNXT。
冒頭に書いた通り、「二軍」として上位番組へ昇格するという形をとっているものの、正直試合自体はこっちの方が面白いんじゃねえか?って言われたり。
実際、先日行われたサバイバーシリーズ(番組対抗戦)ではRAW1勝、SMACK DOWN2勝、NXTが4勝という結果になった。
テレビ放映が始まったこともあり、「二軍」から「第三の番組」へ格を上げようとする動きがある。
昇格してった選手たちが上であんまり試合させてもらえなかったりしてるのもあるし、それはそれでイイと思う。
『有田と週刊プロレスと』で有田も言ってたけど、これらの番組に加えて全PPVや過去の特番も見放題で月10ドルは全然安いんで、WWEネットワークはマジお勧めですよ。
英語はまあ…雰囲気でなんとかなる。
WWEはなんかバラエティ感がなぁ…って思ってる人にこそ見てほしいし、ちょっとアメプロに興味あるぜよって人の入り口としてもいいかもしれない。
ってなわけでもっと流行ってくれぇ~。
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(追記)
もちろんRAWやSMACK DOWNも面白いっすよ。
ただ、今お勧めすするならNXTかな~ってことで。