吐き捨て系日記

もう30になっちゃう男が考えを整理するためにブツクサ綴る、ほんとにただの日記です。

2018年、日本の夏フェスのラインナップを見て思うこと

前提としてフェス=ライブは見てナンボなんで、そもそも面子の時点で語るのがちょっと野暮ってのは承知してます。


とはいえ、今年の日本の夏フェスってどこもラインナップに大きな変化があったように思える。
あくまで期待を込めて、そのラインナップを見ながら色々と考えてみたい。

FUJI ROCK FESTIVAL

www.fujirockfestival.com


カニエ・ウエストがフジをキャンセルしたのが4年前。
そこから久しぶりのラッパーのヘッドライナーであるケンドリック・ラマー
しかもグラミー賞を獲得、歴史的名盤リリース後の来日ってんだから否応なしに期待は高まる。


そしてボブ・ディラン
ポスト・マローンなども含め、ラップなど現代シーンに合わせたラインナップになるのかと思ったらここでノーベル賞獲得後のボブ・ディラン。レジェンド中のレジェンドだけど、見るなら今だろうなってタイミング。

ケンドリック・ラマーと同じステージに立つ、っていうのはそれだけで大きな批評性を持つことになるんだろうなーとか。
N.E.R.Dも文句なしに盛り上がりそうだし。

日本のアーティストもサカナクションBRAHMANがかなり高いスロットに置かれてたり、サマソニの常連だったマキシマムザホルモンがいたり、デビューしたばっかの小林成彬が早速ブッキングされたり。

「ほんとにフジロックか?」って戸惑いの声も聞こえるぐらい、攻めたラインナップ。

SUMMER SONIC

www.summersonic.com


ベックノエル・ギャラガーってのはまあいつも通りっちゃあそうなんだけど、やっぱチャンス・ザ・ラッパーが目を引く。(去年出るって噂あったけどあれは何だったんだろう…)
JAY-Zがヘッドライナーだったのが8年前だけど、あれ以来なんかな、この位置にラッパーが入るのって。

グラミーを獲ったアレッシア・カーラや、カマシ・ワシントンサンダーキャットなどの様々なジャンルの「今」って感じの洋楽勢もかなり多い。

日本も水曜日のカンパネラDYGLMOROHAあいみょんなど若手中心に幅広いジャンルを抑えてきてる。

ソニックマニアも含めて、凄く良い評判が聴こえてくるラインナップ。

ROCK IN JAPAN FES

rijfes.jp


これ書いてる時点ではまだ第一弾発表されたばっかなんですが、やっぱ「松任谷由実」ってのはびっくりだ。
日本のポップスクイーンことユーミンですよ。

45年で初のフェス出演とか。いったいどんなステージになるのか想像もつかんな。何を歌ってもヒット曲っていうすげえライブになりそう。夏の野外で聞く真夏の夜の夢とかはブチ上がりそうだ。

AIR JAM

airjam.jp


復活からすっかり定着しつつあるエアジャム。
ここで眼を引くのはやっぱりKOHH

過去にはシャカゾンビブルーハーブキングギドラなんかも出てるんでラップが珍しいってわけではないけれど、若手最先端ラッパーをブッキングしてくるとは思わなんだ。

ベテランロックバンドや若いフェス慣れしたバンドの中でどんなステージを見せてくるんだろうか。

フェス面子に思うこと

意地の悪いネット民に日本の夏フェスがよく言われること。

「○年前から面子が変わってねーじゃんww」

まあ確かに90年代デビューのバンドによるヘッドライナーってここ最近多かったしな。


で、今回のラインナップ。「おおっ!」ってな反応と同じくらい「知らねえ…」「微妙…」ってのも目にする。
まあネット民の反応をネット民たる俺が気にしてもしゃあないんだけどさ。


でも、フェスの面子だけツラーっと見てっても明らかに変わったよね。
単純にラップ勢が増えたってだけではなく、客層が入れ替わりつつある。
「今」って感じのアーティストがゴソっと増えた。
これはリスナーの要請によるものなのか、フェス側の仕掛けなのか。後者の割合の方が大きそうだけど、前者の存在がある程度無ければ起こり得なかったことだと思う。


よく「ガラパゴスだ」「鎖国だ」って嫌味を言われる日本のリスナーだけど、絶対変わってきてると思うんだよな。
そりゃ頑ななやつもまだまだいると思うけど。

洋楽の話題が明らかに増えてると思うし。っていうか邦楽も含め、音楽の話題自体が増えてる気がする。アイドルやラップの楽曲にまつわる話ってすげえ活発で、見てて楽しいし。

いきなりガラッと変わるもんでもないと思うし、海外シーンと比べてどうこうと言う前に潮目が変わってきてることを喜びたいよな、とか。

あとはもう、実際のライブでどうなるかってことを期待しながら待ちたい。
そんな金持ってるわけじゃねえけど、今年のフェスは出来るだけ行きたいし。

楽しくなりゃいいなあ、と思います。


















で、ラウドパークは?

例のサイトに思うこと

例のサイトってタイトルには書いたけれど、あれです「漫画村」のことです。
今更ぼかすのもアレだし。

で、その問題ってのはもう語りつくされているので蒸し返さないけど、やっぱ一漫画ファンとしても色々思うところはある。

その対策もあーだこーだ言ってるうちに、政府がサイト自体をブロッキングするべ、ってな話になったらしい。

mainichi.jp


で、これは憲法違反になるのかとか検閲の始まりだとかって議論もあるわけなんだけれど、俺はそことは別のとこが気になっている。


そもそも、漫画村もそうだしその他著作権を犯すようなデータをアップするサイト及びユーザーが「なぜアップするのか」、そして「なぜアップし続けることが出来るのか」ということ。


これも改めて言う必要無いかもなんだけど、「収入になるから」だよな。


youtubeに違法アップされたテレビ番組やラジオ、開いて見てみればスクロールバーには黄色い広告マークがズラリ。
エロ系のサイトに行けばそこら中を縦横無尽に動き回るバナー。


これらによって収入があるから、リスクを冒してでもアップし続ける奴が減らない。
もちろん、妙な親切心からアップする奴や、「うp神!」みたいな自己顕示欲で動くやつ、「データは自由だ!」みたいな過激派もいるんだろうけど。


また、漫画村には今はやりの仮想通貨のマイニングが仕込まれてたとか。
恐ろしい話だ。


ともかく、違法にアップすることが金になる、という仕組み自体が問題ではあり続ける。


結局、そこをなんとか整理しないと永遠にいたちごっこなんだと思うんよな。

急場しのぎにブロッキングしたところで、第二第三の漫画村は出てくるだろうし。youtubeに違法動画はアップされ続けるし、エロサイトにAVはアップされ続ける。


広告潰すとか、マイニングをブロックするとかだけでそりゃ違法サイトは大ダメージだよな。
Googleなりなんなりが、「著作権を犯したサイトには広告出さない」ってすればそれだけで。
まあそうなったら、「うちはどんなサイトにも広告貼ってOKやでー」ってな広告屋が出てきそうだけどさ。


ネットにおける収入って可能性がまだまだ広がりそうだけれど、「ネット収入に貴賎なし」はいつまでも続かねえっていうか、続けちゃいけない気がする。


ただそうなると、じゃあ誰がそれを判断すんだって問題があるんだよな。


ネットにおける広告収入ってのは多くのサイトや企業にとって生命線でもある。
そこで収入が確保できるから、俺らは多くのネットサービスを無料で楽しめてるようなとこはあるわけだ。
それこそspotifyのフリープランだって広告あるし。
youtuberだってまあ、広告収入があるからあんだけ頑張ってんだろうし。


少し前に2chまとめサイト2chが喧嘩した時、ねらーが取った攻撃手段の一つが「アドセンス剥がし」だ。
ひたすら広告主に通報しまくって広告を剥がすって方法。

これさ、違法サイトを通報して剥がすってのと同時に、普通のブログやyoutuberも「気に入らねえ」って攻撃の対象になりかねないんだよな。
それこそTwitterで気に入らねえ奴を通報しまくって凍結させたった、みたいなことちょっと前に流行ったし。


広告をお上の管理でどうこうやるのにも限界があるし、ユーザー主導で動くと際限なく対象が広がる。


Google様のご機嫌伺いしながらやるか、無法地帯になるかみたいな。


人気youtuberが年間数千万とか平気で稼ぐ産業に成長してる今、そこを今更規制なんてのは無理だろうし。
今やネットが盛り上がる=そこに金が動くってことに直結してくるわけだし、全員が善意とアマチュアリズムでコンテンツを発信していた時代にはもう戻れない。


だからっつって、はてなブログ含め多くのサービスにただ乗りしてる俺のような一ユーザーに何が出来る、何が言える、って突っ込まれたら黙るしかねえよな。
アドブロックしたからって何があるわけでもなし。

粛々と、正式なコンテンツに正式なアクセスと金を支払うことぐらいしか出来んのよな。

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(追記)

nlab.itmedia.co.jp


そういやこんな仕組みあったな。すっかり忘れてたぜ。
つーか今の今まで申請が通らなかったのかしてなかったのかどっちなんだ。

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(再追記)

なるほど…

日本の出版社も個別の作品で申請して各個通ってはいたが、今回は海外の会社がトップページに申請を出して通ったと。

これはいい前例が出来たってことでいいのかな。

最近聞いてる曲~3月~

Spotifyでもyoutubeでもいいんだけどさ、色々と検索して「おっ!」ってなるメタルバンドに出会うこともあるわけですよ。
ただ悲しいもんで、再生数とかが絶望的に少ない。

まあメタルって世界中に広まってはいるんだけど、一部北欧を除けばやっぱマイナージャンルだし。
ベテランがまあ元気なこともあって、若手とかが取り上げられることってホント少ない。

つってブーブー言っててもしゃあないので、弱小ブログなりに取りあげて、一応検索結果に残すことで少しでも貢献したいなって。
間違ってでも聞いてくれたら嬉しいし。

っていうかラップとかに比べてその、「聞かれる」ってハードルがすげえ高いんだよな。

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 All Pigs Must Die

www.youtube.com

バンド名が最高すぎる。
デスコアっつーのか?ブチ切れ疾走サウンドもいいっすね。

サニーデイサービス


Sunny Day Service - ジーン・セバーグ【official video】

俺は「東京」とかのイメージで止まってたんだけど、こないだ出た新譜がめちゃめちゃ良かった。
様々なラッパーを客演に迎えつつ、完全に新機軸のポップスに向かっている。
マジな話、個人的に今年の俺ののベスト候補に入った。

Scarlxrd

www.youtube.com

ロンドン出身のラッパー。
っていうか俺が英語読むのがあんま得意じゃないのもあってか、詳細が全然わからねえ。
一昨年には「スカー藩主」っていう日本語タイトルのアルバムを出してたり、

 

スカー藩主 [Explicit]

スカー藩主 [Explicit]

 

 よく聞くとバックに日本のアニメの音声がサンプリングされてたり、なんか惹かれる要素が多い。時間かけて調べよう。

あと、この手のラップを「トラップメタル」っていうのも初めて知ったわ。
GhostemaneとかはガッツリPanteraのリフをサンプリングしてるし、なんかシーンがあるんだろうか、まだよくわからん。

ただ、いわゆる「ヒップホップ」からは毛嫌いされてそうだなってのは感覚として分かる。

人間椅子

youtu.be

歌詞世界とか、サウンドメイキングとか、やっぱ凄いわ。
こういうのが「独自進化」ってやつなんだろうか。

Chelsea Wolf

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その重さ、陰鬱さに驚くが、本人のルーツはカントリーやフォークにあるらしい。
OathbreakerとかMyrkurとか、女性の放つヘヴィサウンドってのが最近増えてきてんのかな。

XXX Tentacion

youtu.be

何かと話題のグランジラップの旗手。
Migosに襲われたとか、そういうゴシップな話題が目立つけどやっぱ曲が良い。
この、ぶっ壊れそうな繊細さってのと現代サウンドってのが凄く相性がいいんだろうか。
アルバムも良かった。

Zeal & Ardor


Zeal & Ardor- "Don't You Dare" - Session Live


なんで昨年見逃してたんだバンドNo.1。
バンドというか、Manuel Gagneuxによるプロジェクトらしい。

紹介文では「アフリカンビート、ゴスペルとブラックメタルの融合」みたいな書かれ方が多い。
聞いてみると確かに、リズムパターンはメタルのそれと大きく異なる曲が多い。
そこに、ポストブラック的なフィードバックトレモロリフとかグロウルが乗っかったり、ゴリゴリのブラックが突然始まったり。
ごった煮なんだけれど、不思議と統一感は感じられる。つーかカッコいい。

インタビューでは例によって「好きな音楽をやったらこうなった」的な発言。
スケール感が大きくて、「メタル」って枠に押し込めるのもちょっと憚られるような気もする。

ポストブラックの流行も過渡期な感じもするが、まだまだ可能性は広がってるなあと思える。

WWE入場曲

www.youtube.com

www.youtube.com

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WWEの入場曲ってボーカル入りも多くて、様々な国籍やキャラクターに合わせて音楽性も非常に多彩で面白い。
00年代頭とかはラップメタルが多いんだけど、最近のはゴリゴリのラップにカントリー、EDMなんかもある。

日本のプロレスと比べると入場のペースがゆったりしてるからなのか、全体的に落ち着いたテンポ感の曲が多いのも特徴。

もちろん日本のプロレス入場曲もカッコいい。

youtu.be

 

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聞いてもらえるかはともかく、こうやって形に残しとけば意外なとこに届いたりするもんだし、気長にやってこう。

「若い」つもりでいる俺たち。

playatuner.com

これは、最近の若手ラッパーの発言を巡る騒動にまつわる記事。


簡単に言えば、若手人気ラッパーが「昔のラッパー?知らないし聞いたことない」的なことを言ってボロカス叩かれてるという話。


まあ、そういう生意気な態度も若くていいじゃん的な見方もあるかもしれない。
一方で、ヒップホップは歴史ってのを大事にする文化でもあるから、これだけ強烈な反発もあったんだろう。


で、俺はヒップホップの歴史がどうこうと言いたいわけでは無く、上の記事で引用されているN.O.R.Eというラッパーの発言を色んな人に伝えたい。

NORE:実際に歴史を知って「より良いアーティスト」になれるかはわからないけど、「より良い人」にはなれる。アートに感謝できる人になる。
何故かというと、自分もいつかは年をとるからだ。そしていつか自分の曲を知らない若手たちが出てくる。そして自分がしたように、同じようにディスリスペクトされたりするだろう。その時に「こいつは勉強するべきだ」って思ったりするかもしれない。
いつまでも21歳でいることはあり得ないんだ。 


 「いつまでも21歳でいることはあり得ない。」

この感覚は凄く大事だと思っている。

ネットでの交流はボーダレスなので、同じSNSや掲示板の中で10代から50代までざっくばらんにやり取りが出来てしまう。
そうなってくると、自分の「年齢」みたいなものに割と無自覚になる気がしている。


こっからは俺の感覚でしかないんだけれど、「若いつもりのジジイ」が一番厄介なんだよな。(おめーがそうじゃねえか!ってのは一旦置いとく)

オールドスクールな人たちが現代に共感できなかったとき、色々な反応をすることができるけど、そのなかでも一番簡単なのは「ヘイト」することだ。
「俺の時代では…」と言うのは簡単なんだ。俺だってたまに言うさ。過去に生きるのは素晴らしいことだし、過去が俺たちを作った。でも「今」を見れなくなるのが、「年寄り」という言葉の意味だ。それは決して馴染むために必死になれと言っているわけではない。 

 
「今」を見れなくなることがヘイトに繋がることを示唆しつつ、「今」に馴染めと押し付けないバランス感覚が凄いと思う。


まあ何度も書いてるけど、俺も最近の音楽わかんねーなーって思ったところから色々聞くようにしているわけだ。
それは果たしてN.O.R.Eの言うところの「馴染むために必死になっている」ことなのか。
オジサンが若作りしてるだけなんじゃないか、みたいな疑念は常にあったりする。


そこで大事なのは、インタビューの中にもある「歴史」ってことだと思う。
俺らオジサンには「過去」がある。

「過去」は「今」に繋がり、そして「歴史」になる。

こういう見方こそが大事なんだろう。
つまり、流行りの音楽だけ追っかけてキャッキャしててもしゃあないんだよな。

俺らが通ってきた「過去」がまるで無かったみたいに、それこそ10代の子供のように物事に触れているだけでもアカンのだ。(楽しいからたまにやっちゃうことはあるが。)
若い子はそれでいいと思うんだけどさ。


あるいは、「過去」のために「今」を歪めるようなことがあってもいけない。
まあ具体例でいえば、「昔に比べて音楽は衰退して…」って見方は正しいのかってこととか。
これに関しちゃここでは言及しないけど。


逆も然り、「今」のために「過去」を歪めることも良くない。


ともかく、ある程度の年齢に至ったら「過去」を持ちつつ「今」を見るっていう、至極当たり前のことをしていかなきゃあかんなと、再確認させられた話でした。

最近聞いてる曲~2018年1月から2月~

視聴習慣をストリーミング配信ベースにすると、やっぱ時間が足りない。
新作はレコメンドされまくるし、聞くジャンルもちょっとずつ広がっていく。

だから出来るだけ、一枚一枚は大切に時間かけて聞くようにしていかないと、とりあえずお気に入りにぶち込んで終わりみたいな、ゲーム買ったけどやらないみたいな状態になっちゃうからな。

というわけで2018年頭に聞いてる曲の備忘録。

MYRKUR / Ulvinde

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デンマーク出身で、ニューヨークを中心に活動しているAmalie Bruunさんのソロプロジェクト。
幻想的な、北欧っぽいサウンドが一転してポストブラック的なシャウトと轟音ギターの渦に。

ベースは下の動画みたいにマジな民族音楽にあるようで、ここがしっかりとした土台として確立してるからこそ暴虐ブラックメタル成分が際立ってくるのかもしれない。

www.youtube.com

ちなみにバンド名は「ミシュクル」と読むらしい。「シュ」はどっから出てきたよ。

Joji / will he

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話題の88risingからのリリース。
ジャンル的には一つに絞れず、「ポップ」ってことになるんだろうけど、凄くスケールのデカい曲をやってるような感じがする。
フランク・オーシャンとかに近いんだろうか。
再生回数もすさまじく、実際聞いてみるといい曲ばかりなんだけれど、日本だと経歴の面白さばかり話題になってるような…。

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ピンクの全身タイツを着て公園で暴れながらお下品ソングを歌う謎のyoutuber。
このPINK GUYがjojiと同一人物ってんだからそらビックリするわな。
でも、歌詞こそお下品だが曲はカッコいいしラップもめちゃ上手い。
本気の悪ふざけ、ってこういうことなんだろうな。

PINK GUY名義でリリースしたアルバムに「セックス大好き」って日本語詞のラップがあるのだが、「○○○を×××に入れたいなあ」だのが延々続く曲なので女性は要注意だ。

つばきファクトリー / 春恋歌

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アイドルも聞くんですが、最近はこれがいいなって感じで。

今は色々音楽的に尖ったアイドルも多いんですが、混じりっけなしでアイドルソングって感じが清々しいというか。
それでいて、サビの中で一拍外す感じ?というか一癖持たせる辺り抜け目ないなと。

なんのかんの言っても、ハロプロってのはアイドル業界では老舗なんすね。

ハセガワダイスケ / Gの閃光

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3年前にやってたガンダムのエンディング曲。
作詞は総監督の富野由悠季本人によるもの。なんといってもサビラスト、「元気のGは始まりのG」ってパンチラインが強烈。
曲頭から「元気」を強調し、前に進むことを促してくれる。照れずにこういうことストレートに言うってのも大事だよな。


あとサビ頭の「掴めプライド」ってのも。「プライドを捨ててがむしゃらにやってみろ」的な感じで、何かと捨てろ捨てろと言われるプライドだが、あえて「掴め!」と。
無責任に元気でやれ、とか言うだけではないんだよな。そこが好き。



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音楽好きな友人もいるにはいるんだけど、曲を聞きながらあーだこーだ言うって機会は中々無い。
自分なりに言葉にしておくことは大事だと思うので。それが的を射ているか的外れかは一旦置いておいて。