ボーッとしてたら平成が終わった
なんやかんやバタバタしてたらブログも1カ月以上放置してしまった。
で、その間に平成が終わって令和になってしまったり。
俺は昭和のラストに産まれて平成を生きてきた世代。
ってことなんで前の改元の時の雰囲気はよく知らない。
ただ、崩御があっての改元だったので自粛ムードが凄かったみたいな逸話はちょくちょく聞いてた。
井上陽水がCMで「お元気ですか?」って言うだけで不謹慎扱いされるような感じだったとかなんとか。
それと比べると何やらお祭りムードというか、正月がもう一回来たみたいな感じだな今回は。
まあ令和になってもやることは変わらんとは思うのだけれど、一方で「令和になったしもういいだろ」みたいなリセット感が漂ってたり。
あるいは「いい加減令和なんだからそういうのやめようぜ」みたいな、悪しき昭和価値観を更新してこうぜ的なノリもあったり。
実際昭和と平成だと昭和の方が価値観的にはまだ強いんだろうな。
テレビのメイン張ってるのって40代50代ばっかりだし。
とんねるずやダウンタウン、ウッチャンナンチャンって20代でゴールデン冠やってたし、ナイナイぐらいまではそういう感じの世代交代出来てたのになんで急にそれがストップしたんだろうな?
まあ若い子はもうネットの方に移っちゃったからそれはそれで良いのかもしれない。
俺もテレビよりネットの方が遥かに触れてる時間長いし。若くはねえんだけど。
というか、ネットもおじさん向けコンテンツとかすげえ増えてるんだよね。
こういうのとか超ギリギリだけど、見てる分には面白いし。
「ボーッと生きてんじゃねえよ!」が流行語らしいが、実際ボーッとしてるとアカン時代になったんだろうな。
ただ働いて、テレビ見て、たまに飲んで、みたいなサイクルで回してると変な袋小路に迷い込む。
なんてことを10連休の最後に寝っ転がりながら考えていた。
動くにしても金作らんとな。
それは頑張ろう。
FIGHTING ILLUSION K-1GP 2000 / 2000【PS】
久々のゲームレビュー。
誰がどう見たって分かる、K-1のゲームです。
2000年ということは、アーネスト・ホーストが3回目の優勝を果たし、K-1でも屈指の人気選手だったアンディ・フグが36歳の若さでこの世を去った年。
K-1の黄金期、そのピークだったとも言えるかもしれない。
この手のK-1ゲームは何作もリリースされているが、2001年からはメインのハードがPS2に移行しだす。
PS末期のゲームって結構いいゲーム多いよな。
以下簡単な概略
ゲーム内容
K-1GPトーナメントを戦い抜くGPモード、対戦モード、チーム戦モード、勝ち抜き戦のKINGSモード、そして観戦モード。
これらが主なコンテンツ。
GPモードやKINGSモードは進めることで隠しキャラなどが解放されていく。
そしてこのゲームの目玉である育成モード。
ポイントを振り分けて自由に作成する「モンスターファクトリー」と、パワプロのサクセスモードの様に日々の練習をしてステータスを上げながら徐々に育成する「K-1チャレンジ」の2種類がある。
この「K-1チャレンジ」がずば抜けて面白い。
それについては後述。
対戦
4つのボタンがそれぞれ左右のパンチとキックに割り当てられており、ニュートラル含む9方向のレバー入力で技が変わる。
コマンドとか長押しとかは無し。
単発で打つことも出来るが、各キャラに設定された「コンビネーション」通りに入力することでよりスピーディーに、かつ威力が高まった技を打つことが出来る。
ゲージは体力ゲージとスタミナゲージ、そして足ゲージの3種。
頭部に攻撃を受けると体力ゲージが大きく振れるが、しばらく経てば徐々に回復していく。しかし何度も攻撃を受けるとゲージの総量自体が減っていくという仕組み。
ゲージの端まで到達するとダウン。大きく振りきれると一発KOになる。
スタミナゲージは技を使うことで減り、時間経過で回復する。
こちらは腹部への攻撃でその総量が減っていく。
そして、スタミナゲージが0になるとボディKOになる。
そのため、派手に動きまくってスタミナが減ったところにボディ食らうとあっさりKOになってしまうこともあり、体力ゲージ以上に注意が必要かもしれない。
足ゲージは単純に蓄積してマックスになったらKO。
ガードは上下の2種類。ガード方向を間違えても一応防げるが、その場合削りダメージが入る。
上級テクニックとして、ガードの瞬間にタイミングよく攻撃を放つことで発動するガードキャンセルがある。
K-1チャレンジ
容姿はデフォルトで用意された数種類+隠し、それに肌の色とトランクスの変更が出来る程度で正直あまりバリエーションは無い。
ちなみに、上半身がデカかったりする見た目を選ぶと初期能力がパンチに偏るなど地味に影響がある部分でもある。
まず最初はジム選び。
日本の正道会館
アメリカのマーシャルアーツジム
ヨーロッパのムエタイジム
以上の三種類から選択していく。
ジムによって習得できる技やイベントも変わってくる。
スケジュールは週単位。
いくつかある練習メニューを5つ設定し、実行していく。
基礎メニューは上げられる能力値が少ないが上がり幅が大きく、応用メニューは複数の能力値を上げられるものの上がり幅が小さいといった特徴がある。
ステータスは、
腕力、背筋、脚力、頭腹部脚それぞれの防御力、スタミナ、スピードの基礎能力
ストレート、アッパー、フック、前蹴り、回し蹴り、特殊蹴り、パンチキックコンビネーションのテクニック能力
2種類に分かれ、合計で16種類。
ジムの他にトレーナーを最大3人まで雇うことが出来る。
それぞれ得意な練習や習得できる技が異なり、試合で結果を残せば雇える種類が増えていく。
技の習得やトレーナーを雇うといった行動にはGPポイントが必要になる。
これは試合をこなすことで貯められる。
最初は地方のキックボクシングランキングで徐々にキャリアを積み、知名度が上がるとK-1からのオファーが来るようになる。
最初はGPポイントを払って出場しなければならないが、結果を残せば向こうから招待してくるようになる。
リミットは10年。
結果を問わず10年経ったら引退となる。
ゲームの魅力
PS末期ということだが、グラレベルはそこまで高い方では無い。
実在選手もなんとなく似てるかなってぐらい。
試合に関しては、相手のレベルにもよるが比較的単調かもしれない。
強力な技でけん制しつつ、近距離戦ではコンビネーションを打ちまくるのが基本。
CPUレベルが上がるとガンガンガードキャンセルしてくるのでこれでは勝てなくなってくるが。
キャラはデフォルトでも結構いる方だが、何より隠しキャラが多い。
実在選手の隠しキャラもいるのだが、半実在の面白キャラが魅力的。
どうみてもブルース・リーで技もカンフーっぽいキャラとか、
どうみても橋本真也で逆水平チョップや爆殺キックを使うプロレスラーとか、
あらゆる空手技をマスターした石井館長とか
遊び心があって面白い。これらの半実在キャラは育成モードでも特定の条件を満たすと現れ、倒すと技が習得できるようになるなどイベントとしても活かされている。
キャラが多いとみんな似たような動きになるんじゃ?と思われるかもしれないが、このゲームは技もかなり多い。
単なる「ハイキック」でもモーションや威力の違いで10種類以上、ハイキックとは別の「上段蹴り」があったりとバリエーション豊富。
中にはジェロム・レ・バンナがフランシスコ・フィリオをKOしたときのモーションを再現した「バスターストレート」ってのがあったり、ムエタイの幻の技と言われている「直角蹴り」があったり、言わずと知れた「カエルアッパー」なんてのもある。
そのため育成でもキャラの個性が意外に出しやすい。
空手技で固めたり、フック振り回す脳筋ファイターにしたり、ローキック偏重キャラにしたり。
チャレンジモードも案外イベントが多く飽きさせない造りになっている。
トレーナーの組み合わせによって特殊な遠征先(相撲部屋とか)に行けたり、前述したように道場破りが現れたり。
地方タイトルの選手たちも個性豊かで、単なるモブになっていない。
それぞれ見た目に合わせた特徴や得意技がある。
で、地方を勝ち抜いてたどり着いたK-1とのバランス差がまた絶妙。
地方チャンピオンでも完封できるし余裕だろ、と思って挑戦したら余りの能力差に絶望するみたいな。
特にピーター・アーツ。
こいつの後ろ回し蹴りがまあ射程も長く威力も高いため、出会い頭に食らって一発KOってのは誰もが味わう壁。
それらを乗り越えた先のGP優勝はやっぱ格別に嬉しい。
あと細かいとこだが、K-1での試合後に当時ライターで後にプロデューサーとなる谷川貞治の雑誌記事風コメントが入る。
数種類の使い回しではあるのだが、雰囲気は凄く出てて良いなと思ったり。
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ざっと書き散らしてみた。
このゲーム面白いんだけどあんまり言及したブログとか見当たらなかったので書き残しときたいなと。
ただ、パワプロとかプロレスゲームとかにも言えるんだけど、スポーツもののゲームってどうしても後からやるのキツイ部分はあるよね。
あの選手いねえなあとか、あの技無いなとか。
そういう時はよっぽど「これにしかない!」って特徴が欲しい。
そういう意味で、K-1のゲームシリーズの中ではかなり高水準な育成モード入ってるんで是非遊んでほしいゲームかも。中古だと安いし。
大喜利脳を辞めたい
「大喜利脳」って勝手に言っちゃってるけど、簡単に言えば「発信するときに『上手いこと言ってやろう』『ネタにしてやろう』と思ってしまう」思考回路のことです。
Twitterでも2chでも、それこそブログでもいいんだけどやっぱり多くの人に見られたかったりリアクション欲しかったりするもんだ。
そうなった時、どんな発信がバズるかっていったらやっぱり「上手いこと言ったもん勝ち」みたいなとこがある。
自分から発信するだけじゃなく、誰かが言ったことに対する「ツッコミ」もそうかもな。
長文でツラツラ書くのではなく、バシッと分かりやすい結論を出しつつどこかにネタ的な要素を残しておくような。
特にTwitterは文字制限があるからその傾向が余計に強い。
で、それを辞めたいなっていう話。
まず俺はお笑い芸人でも無いしコメンテーターでもない。
喋りや文章のプロじゃあない。
なのに何でそれらの達人たちと同列で勝負しなきゃあかんのか、っていうか競う必要無いよなっていう。
もう一つ、「上手いこと言う」ために必要なのは「まとめる力」だと思われがちだが、実際に必要なのは「切り捨てる力」だと思う
諸所の細かい要素を省いてバチーンと強めの言葉で締める、それが「上手い」ってことになってるんじゃないか、っていう風に感じるようになった。
もちろんそれにも良し悪しというか出来不出来はある。
ニュースとかについてるクソリプって「要は○○ってことだろ?」「××なだけ」とかが多いでしょ。
細かいことを抜きにして「本質」を付いてやろうって意図が見える。
だがしかし、構文に頼って上手いこと言おうとしたものの、切り捨て方を間違えて素っ頓狂な意見になってしまったのが「クソリプ」となる。
あとは単なるお節介みたいな。
ニュースサイト見てSNS見てあちこちの事件や事故、政治なんかにいちいち口挟もうと思ったらとてもじゃないが体力も思考も追いつかない。
でもいっちょ噛みしたい。
だから求められる「上手いこと言った」という存在。
で、それをシェアしてまるで「オチた」みたいにそれで終わりにしてるけど、何も終わってないよな。
何か物事を勧めたりする時もそうで、「エモい」って言葉なんかはその典型だと思ってる。「エモい」って言ったら感想終わり!みたいな。
結局何一つわかんねえよそれ。
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「大喜利脳」ってのは結局「結論が欲しい」「オチが欲しい」→「この題材については終わらせたい」という願望の現れから必要とされ、育ってくる。
ここで求められているのは「問題の解決」ではないということ。
大喜利してネタにしてシェアしてハイお終い、で世の中渡っていくと後に何も残らねえよな。
ブログ書きだして気付いたよ。困った時に構文とかネタとかに逃げそうになってる自分に。
好きなもんぐらいネタ抜きでしっかり考えて書けるようにしなきゃあかんな、と自省して下書きしては消してを繰り返しております。
Shazamを使って見つけた中国とか台湾のポップスの話
Shazamってアプリがありまして。
音楽を聴かせると即座にどのアーティストのなんて曲か教えてくれるっていう優れもの。
さらにspotifyやらApple musicと連携させると自動でプレイリストも作ってくれるという。
道端で聞いた曲とか、ちょっとしたBGMに使われてる曲を調べるのに最適でよく使ってます。
で、最近気づいたのが「手掛かりゼロ」の音楽を見つけられるのが凄いなっていう。
邦楽や英米の洋楽はなんとなく手掛かりあるじゃないですか。
ジャンルはロックで、こんな歌詞で、とか。
でもこれが英語圏以外になると途端に見つけるの大変になる。
なんて言ってるかわかんねえっていう。
そんな時にコイツに聴かせると一発で見つけてくれるんでありがたいなあっていう話です。
そんで、こないだ中華料理屋で友達と飲んでたらいい感じの中国とか台湾のポップスが色々とかかってたんでShazamでチェックしまして、せっかくなんでここで紹介しときます。
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黄小楨(Ze' Hwang)
台湾のシンガーソングライターらしいってことは分かるんだけれど、確認できたアルバムは一枚だけなんで今どうしてるかは分からない。
俺が聞いた曲はそのアルバムには含まれてなかったし、活動圏がまた違うのだろうか。
Youtubeにもほとんど曲は上がっておらず、オフィシャルで確認できたのは上に貼った曲のみ。
凄く心地いい歌を歌うシンガーソングライターだなあと思ったとこだったんで、上手いこと掘れなくて少々残念。
S.H.E
これは昔っから薄っすら存在は知っていた。
台湾のガールズボーカルユニット。2001年から活動してるってことなんで、もう大ベテランになる。
日本に入ってくる台湾ドラマの主題歌をやってたりすることも多いからよく目にしてたんだろう。
歌も歌うし司会もするし役者もやるっていう、台湾の女性版SMAPみたいなもんだろうか。
長い経歴の中で大きく音楽性が様変わりしている、という感じではないが逆に言えば安定感があるというか、安心して聞けるポップスという信頼感も人気の秘訣なのかも
余談だが、上に貼った曲(2011年リリース)の上位コメントに「2018年にこの曲聞いてる人おる?」みたいなのがあって、どこの国も一緒だななんて思ったり。
Andy Lau
これはある意味一番驚いたっていうか、「この軽快なポップスは誰の曲だ?」なんてチェックしたらアンディ・ラウやんけ!しかも新曲やんけ!っていう。
いやジャッキーチェンが歌手活動してんのぐらいは知ってたけど、アンディ・ラウもやってたんだっていうね。
しかもリリース量すげえな、30枚以上アルバム出してるじゃんか。
渋い俳優って感じでしか認識してなかったのでびっくりしました。
Li Rong Hao
25歳でデビューした遅咲きのシンガーのようだ。
再生数が凄まじかったのでよく調べてみると、2015年辺りから中国の音楽賞を総なめにする勢いで評価されていたらしい。
実際聞いてみると歌も上手いし、アルバムの中だと割と楽曲の幅もあったりする。
ただ、他のポップスと比べて突出して人気がある理由ってのはもうちょっと踏み込まないと分からんぽいかな。
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聞いてて思ったけど、やっぱ王道ポップスみたいなのってどこの国も同じなんだなって。
悪い意味とかでは無く、誰が聞いたって楽しめる、大衆のための曲っていう。
そういうの「つまらん」とかで一蹴されがちだけど。
日本の音楽全体を指してよく「ガラパゴスがー」とか「先進性がー」みたいなツッコミ入れるのよく見かけるし、俺もそう思うタイミングが無いわけじゃない。
それに対して韓国のK-POPだったりアジアから優秀なシンガーやラッパーをフックアップしてる88 risingが引き合いに出されるわけなんだけど、一方でどの国にも「その国でしか聞かれてない」ポップスってあるんだよな。
アメリカで言えばガチのカントリーみたいな。
語りやすさで言えば新しかったり尖ったりしてる方が比較したりして語りやすいってのもあり、海外の音楽ってどうしてもそういう情報ばっかり入ってくる。
ネットの再生数とかがセールス基準になってくるとそれはより顕著で、こういった「ちょっと古臭い大衆曲」の持つ安定した巨大なセールス層ってのはネットのバズで上塗りされてしまう。
でもそうやって抽出されたもんだけを見て「中国の音楽はラップが流行ってて最先端で」とか言い切っちゃうのも乱暴なんじゃねえかなっていう。
特に老いも若きも多い中国とかなんだから尚更。
フィンランドはメタルバンド多いけど別にメタルしか無いわけじゃないし、売れてるのは普通のポップスだしみたいな。
分かりやすい「進んでる/遅れてる」みたいな軸のために全体をボヤかしちゃあいかんと思うんだよな。
日本の音楽見たり語ったりするのも同様で。
受け取る側も同様で、都合よく一面だけを受け取って全部を見たみたいに思っちゃあいかんよなという至極当たり前の結論にはなるんだろうけど。
確実にあるものをまるで最初から無かったみたいにして語るのは、評論とかとはまたまた何か違うゲームになってるよな、とふとインフルエンザで寝込みながら考えてました。
年末に聞いてた曲 2018
明けましておめでとうございます。今年も細々とやっていきます。
ってわけで、年末に聞いたなあという曲。
ちょうど大晦日辺りに高校時代の友人と温泉旅行に行きまして、その道中車の中で色々と聞いてました。
もう10年近く前に出会った友人ですが、曲聞いてると高校時代の思い出が次々思い出されて、ノスタルジックになると同時に老けたなあと思ったり。
そんな感じの曲です。
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The Offspring / Million Miles Away
高速乗ってる最中に10回は聞いた曲。
「高速道路なら、やっぱこれだろ!」って感じでヘビロテ。
オフスプリングって俺の年代からすると一世代前のバンドなんだけれど、やっぱ聞いててアガる。
メロコアってロック少年にとっちゃ取っ付きやすかったしね。
Nirvana / Lithium
なんでこの曲かっていうと、高校時代の文化祭で行われたアコースティックライブでこの曲をやるグループが続出したから。
これも世代前のバンドなんだけれど、なんでかみんなこれやってたんだよな。
歌声はカートに遠く及ばないまでも、楽しく練習してる姿を今でも覚えてる。
俺は弾いてなかったけど。
My Chemical Romance / Welcome To The Black Parade
この曲が出るころにはもう卒業間近だったけれど、高校時代には友人間のごく狭い範囲でヒットしていた記憶がある。
スピード感もありつつドラマティックで、サビはシンガロングっていう盛り上がらざるを得ない造り。
Good Riddance / Fire Engine Red
グッドリダンスと聞くとグリーンデイの曲を思い浮かべる人も多いと思うが、こっちはバンド。
友人の中に一人パンクファンがいて、そいつが好きだったバンド。
なんか紙袋に5、6枚のパンクCDを入れて友人間でシェアしてたな。
ニューファウンドグローリーとかランシドとかも。
あとワープドツアーとかパンクオ-ラマとか。
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曲目見ればわかるように、高校時代俺は典型的なロックキッズだったわけですが。
それでも今見ると不思議なのは、何度も書いてるように「一世代前」のバンドが多い。
何でかなあってボンヤリ考えてたんだけれど、当時「ロック」聞こうとした結果なのかなって。
もちろん当時最先端のロックバンドってのは居たわけなんだけれど、俺らが飛びついたのはそこじゃなかった。
新しいロックを「解る」っていうと言い過ぎかもしれないが、聞いて「カッコいい!」ってなるには経験値が足りなかったのか。
あるいはどっかで「ロックはこっちが正解」って舵を切ったのか。
まあどっちにしろちょっとズレはあったんだろうな。
どっかで「あ、俺ってズレてる?」みたいな気付きが無かったら、多分ずっとここが最終到達点になってたかもしれない。
俺の友人たちが信頼できるのはそこで、いわゆる「昔は良かった」にはなってないとこ。
それぞれ好みのジャンルは違えど、先に進んでるんだよな。
で、それを押し付け合ったり罵り合ったりしないで、尊重しあえてると思う。
だからこそ、たまにあった時の懐かしソング視聴会が盛り上がる。
良い友人に巡り合えたなと思います。