吐き捨て系日記

もう30になっちゃう男が考えを整理するためにブツクサ綴る、ほんとにただの日記です。

ここ最近聞いてる曲~2020上半期~

やるべきことはやる、見るべきことは見る、考えるべきことは考える。

Twitterやブログでワーワー喧嘩することはしない。

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というわけで、最近聞いてる音楽を記録しておく。

重盛さと美feat.友達  / TOKYO DRIFT FREESTYLE

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これは凄かった。


流れを記しておくと、

アジアのミュージシャンを扱う 88 Risingというレーベルがある

そこの所属ラッパーが、TOKYO DRIFT(TERIYAKI BOYZ)に合わせたラップをSTAY HOMEに合わせてアップ

様々なラッパーやシンガーが参加

そこに重盛さと美が参戦


という感じ。

そもそも重盛さと美が歌手活動をしてることを知らなかった。
そんでいざ聞いてみたらラップは上手いし、可愛いし。


で、このTOKYO DRIFT FREESTYLEを選んだってとこがまず凄いと思う。
日本から参戦してるラッパーもANARCHY筆頭にいるっちゃいるんだけど、正直そこまで多くは無い。

そこにドーンと真正面から入ってきて、今やこのシリーズの中でブッチ切りの再生数を稼いでいる。
きっかけとなったリッチ・ブライアンもとうに抜き去った。

自分の声質、キャラクター性、そういったものを完全に自分のものにしつつ、しっかりと時世を捉えたリリック。
完成度がめっちゃ高いもんがこっから出てくるんか!という驚き。

ORANSSI PAZUZU - Uusi teknokratia

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Twitterでメタル界隈の人が激褒めしてたので聞いてみた。
フィンランドのバンドらしいです。

ベースはブラックメタルなんだけれど、鳴っている音の中にはメタルでは聞きなれない音が多い。
ギターソロも速弾き、というよりはノイジーさを強調した作りになっている。
ブラックメタルマナーを踏襲しつつも、そこに収まりきらない自由で横断的な音楽性が見て取れる。

バンドの紹介文をさらってみると「サイケデリックブラックメタル」とされているものが見つかる。
また新しいジャンルか…

それはそれとして、聞けば聞くほど面白いバンドだなあ。
ライブ映像も凄く良かったし、これからもチェックしていきたいバンドの一つ。

Mora Prokaza - WIMG

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ベラルーシのバンド、というかグループらしい。

絶対誰かやるだろうな~と思ってたらついに来た、
ブラックメタル+トラップ(マンブルラップ)という組み合わせ。

2013年から活動しているらしいが、過去の音源を聞いてみると至って正統派なデプレッシヴ系ブラックバンドという感じ。

過去に出したアルバムはまだバンドサウンドだが、昨年および今年出したシングル3曲は完全に三連符ラップになっている。

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最初に貼った動画を見て貰えば分かるが、賛否両論。
ブラック系レーベルのチャンネルだからしゃあないと言えばしゃあないのかもしれない。

しかし、ここまでゴリゴリのグロウルでラップするって凄いよホント。
バックトラックもツーバスドコドコなメタル感を残しつつ、それでいてラップなリズムはキープしてる、というバランス感覚。

Ghostemaneをはじめ、トラップメタルって形でメタルとラップの新しい融合は行われているわけだけれど、メタル側からこういう形でアプローチが出てくるとは思わなかった。

こういう挑戦は大好きなので、ぜひ応援したい。
しかし公式チャンネルの登録者1,000人いないって少ないな。

BEYOOOOONDS / ビタミンME

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タイアップを一ミリも隠そうとしない姿勢。
独特の言語センス。
底抜けな明るさ。

コロナでこもってる時に、このむせかえるほどの陽のオーラにやられました。
キーボードのチョイスとか、音にこだわってるのもハロプロって感じ。

BIM / Be feat. Bose

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小さい頃、ポンキッキーズで育った世代としてはBOSEが今でもカッコいい兄ちゃんでいてくれることが何よりうれしい。
そしてスチャダラパーの系譜を感じられるような、カッコいい若いラッパーがたくさんいて、そしてそこにBOSEがフィーチャリングされていくっていう関係性が良い。

これがラップ、ヒップホップの良さなんだろうなあ、としみじみ。

D'Angelo / Unshaken

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大ヒットしたゲーム『RED DEAD REDEMPTION 2』のオリジナルサウンドトラックに収録されている曲。
ゲーム内BGMとはバージョン違い、なのかな?

今やゲームが映画に匹敵するレベルのエンタメになっていることは改めて言うまでも無いが、ゲーム音楽もそうなってきている。

有名歌手やラッパーの曲が主題歌として、単なるタイアップとかではなく書下ろしで付くことも多い。

この曲、ゲーム内でかかる場面も絶妙で、単なるBGMでは無くしっかりと「聞かせる」曲になっている。
ゲーム全体の雰囲気、終わりゆく者、といったテーマ性を色濃く反映した名曲だと思う。

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正直、政治やらなんやらで言いたいことは山ほどある。
でもそういうのをただ「言う」だけで終わらせるのはアカンなと思っている。

俺は選挙は毎回行くし、賛同出来るもんには実名署名するし、寄付やクラウドファンディングにも参加する。
ブログで自分の考えを書き残しておくこともする。

それを「やる」

供給過多と発信過多

俺が今一番気にしてること。


情報を入れ過ぎない

情報を発信し過ぎない


それがこの二点。


『情報化社会では情報の取捨選択が大事』ってのは俺が中学生の頃から言われていたことだ。

実際、ネットのニュースなんて片っ端から見てたらキリが無いし、そこにぶら下がるユーザーのコメントまで網羅するなんて不可能だ。
テレビ番組だって朝から晩までやってて、それが更にネットでいくらでも見直せる。
また、ネットサービスは場所によって意見の偏りがあるし、Twitterのタイムラインなんてそれこそ自分で作り上げるもの。

一次情報だけでもメディアごとに差異があるのに、それが二次三次と各種ネットメディアを通過すれば形なんてまるっきり変わってしまう。


そしてそんなもんが毎日大量に降ってくる。
ハッキリ言って、個人で処理し続けるのには無理がある。
情報の供給過多だ。


同時に、発信する場所が山ほどあるわけだ。
ブログ、TwitterSNS、5ch等のBBS、ヤフーニュース等のコメント欄


別に頼まれたわけでも無いのに、みんな何かコメントを残そうとする。


そんな状況が続くとどうなるか。
情報は雑に処理されていく。


世の中の事を『知らん知らん』とスルーするか、『要は○○だろ?』『結局××ってことでしょ?』って次々切捨てていくか、あるいはレッテル貼りを行って党派争いに回収するか。


入ってきた情報を自分の中で整理、処理、思考する間も無く発信に移ってしまう。

有名人の訃報が入ってきたら、この人はどんな人なのか?どんな活動をしていたのか?を調べる前に「誰?」と書き込む。
それでこのニュースは終わり!ハイ次!

酷い時は、全く情報が入ってないのに発信だけやたら多い奴もいる。
政治のことなんも知らんけど政治に物申しまくりたいとか、音楽全く聞いてないけど昨今の音楽に文句は言いたいとか。

これが延々繰り返される。


ニュースもそう、エンタメに対する感想もそう。


ふと振り返れば、物凄いスピードで雑に処理された発信だけが山のように積みあがっている。
情報の発信過多。


最近、この二つが本当に良くないと個人的に思っている。
入ってきた情報を簡単に処理して吐き出す、この過程でどんどん「思考」が失われていく。
ツーと言えばカー、そんな反射神経ばかり育って、自分の中に「自己」が無くなっていく。

自分の中に何もないのに発信だけは行おうとする、結果全く空虚なコピペ定型文をもって自分の意見としてしまう。

そのうち、感情もコピーしてくるようになる。
誰かの怒り、誰かの不安、誰かの諦め。
賛同とは違う、借り物の感情。

 

ホント、ニュースのコメント欄とか人が書いてるように思えないんだよね。
単に意見が同じ、ってんじゃなくて書き方や思考回路まで同じなんじゃねえかってぐらい定型化されたもんがズラーっと並んでたりする。
ほとんどコピペじゃねーかって感じ。

もちろん、凄い考えさせられるような、思慮に富んだものだって無いわけじゃない。


まあそれでもネットらしいっちゃらしいのかな…
なんて思ってたら、学生時代の友人がFacebookでそういうコピペマシーン状態になった時にはさすがに怖っ!と思った


人となりを知ってるから余計怖かった。
お前の思考どこに行っちゃったんだよって。


ぶっちゃけネットの顔も知らん連中ならまだいいんだよ正直。
これが身近な人だった時のショックったらない。

意見も誰かの借り物になり、思考が誰かの借り物になり、そのうち感情も誰かの借り物になり。
お前誰?ってなりそうでさ。

 

不要不急のブログ更新

オリンピックどころじゃ無い世の中になってしまった。


日本も大変だし世界も大変。
こんな世界的な大混乱がまさか自分が生きているうちに起こるとは思わなかったよ。

 
スポーツから芸能から、あらゆるイベントが中止になり
飲食店には行くことが出来なくなり
学校は休校になり


あらゆるものがストップしていく。
「世界が静止する日」っていう作品があったが、今まさにそういう状況。


何よりきついのが、これがいつ終わるか分からないってこと。
先が見えていれば我慢も出来る、備えも出来る。

だがこれが後1カ月なのか、数カ月なのか、それとも半年近くかかるのか。

そんな状況で我慢し続けることは果たして出来るのか。


既に限界を迎えている業界もある。
俺の業界には今のところ直接的な影響は無いが、少しづつ取引先も力が落ちてくるのは目に見えてる。
そして段々仕事が減ってくるんだろうな、という空気は感じている。

そのうち、俺の仕事もいつか「今は後回し」になるかもしれない。


「ミュージシャンなんて補償いらねえよ!」「1カ月休業しただけで潰れる方が悪いんだ!」
そんな乱暴な自己責任論を唱える人も少なくない。
(つーか、先々の事業計画が立てらんねえから困ってるって分かるだろ普通)


俺は真面目に働いてたから助かるはず!みたいな公正世界仮説に逃げて心の安定を保とうとしてもしょうがない。


世の中は半強制的に変わりつつある。
そしてそれがどう変わったか、何が起こったか、どう行動したか。
それをよく覚えておくことが大切なんだろう。


俺らは喉元過ぎると平気で熱さを忘れ、「そんなこともあったねえ」と日常を装おうとする。

あれは非常時だから、昔のことだから、と忘れたり無かったことにしたり、自分に都合のいいストーリーに書き換えたりするやつは一杯いるしな。


まあ取りあえず、早く安心して外に出れるようになってほしいよ。

あなたにお勧めしたいプロレス入場曲

プロレスといえば入場、入場と言えばプロレス。
「入場だけで金が取れる」という表現があるように、プロレスというエンターテイメントにおいて入場は試合内容と同じぐらい大事な要素。


そしてその入場を盛り上げる楽曲。
一聴しただけでそのレスラーの姿形、表情まで浮かび上がってくるまさに代名詞。

そんな入場曲を取りあえず、ただただ紹介したい。
改めて聞くと「へ~こんな曲だったんだ」ってのもあるので。

せっかくなのでタイプ別に分けて紹介。

既存曲の流用

すでに存在している楽曲を入場曲に使っているパターン。
映画のサントラからってのも多い。

ミル・マスカラス / Sky high

日本における元祖プロレス入場曲。
元々ヒット曲だが、空中殺法を得意とするミル・マスカラスの入場曲として使われることでより人気が出たみたいな。
イントロが特徴的、というのもプロレス入場曲としてポイントが高い。

アブドーラ・ザ・ブッチャー / 吹けよ風、呼べよ嵐

プログレの代表格、ピンクフロイドの楽曲。
ブッチャーの不気味で凶悪なイメージと、ベースがブンブン鳴る楽曲の持つ不穏で暗い雰囲気が見事にマッチしている。
しかし、誰がこれ選んでたんだろうな。
凄い有名な曲か?って言われるとそうでもないだろうし。

三沢光晴 / スパルタンX

スパルタンX [Blu-ray]

スパルタンX [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
  • 発売日: 2011/12/09
  • メディア: Blu-ray
 

音源が見当たらなかったのでDVDで。

ベニー・ユキーデとの名勝負でも知られるジャッキー・チェン 主演のアクション映画。
同名の全く関係ないアクションゲームがファミコン初期にあったことも有名。

このテーマ曲にイントロを付けて入場に使っていたのが三沢光晴
「みっさーわ!」というコールのしやすさも相まってめちゃめちゃ盛り上がる入場だった。

歌付きバージョンがあったりと、どれがオリジナルなのかはよく分からんかった。

獣神サンダーライガー /  怒りの獣神

言わずと知れた世界の獣神の入場曲。

アニメタイアップで産まれたレスラーで、これはそのアニメのOP曲。
これもやはりイントロが印象的で、そこから手拍子やコールがしやすいリズムで構成されており、プロレス入場曲として既に完成度が高い。

歌詞に「サンダーライガー」が登場する後期OPに変える案もあったそうだが、やはりイントロの差でこちらの方が印象に残る。

余談だが、ライガーWWEに特別参戦した際に使われた曲が以下。
怒りの獣神に似ていつつ、微妙に違う曲になっているという絶妙な塩梅なので聞いてみてください。

CM Punk / Cult of Personality

ここからはWWE

CMパンクも入場曲がいくつかあるが、やはり一番有名なのはこれだろう。

メンバー全員がアフリカ系という、当時としては相当珍しいメタルバンドLiving Colorの一曲。
タイトルを和訳すると「個人崇拝」
ムッソリーニケネディを並列で並べて「俺様は崇拝される存在だ」と歌い上げる、個人崇拝を皮肉った結構過激な歌詞の曲。

インディからのたたき上げで、刺青バンバン入れたストレートエッジ、マイクでは団体批判もぶち上げるカリスマだったCMパンクの入場曲としてこれを選ぶってのも、かなりメッセージ性強いよな。

アントニオ猪木 / 炎のファイター

貼ったのはオリジナルのアリバージョンですが、日本で最も有名な入場曲の一つ。
改めて聞くとベースラインがめっちゃカッコいい。

元が映画のサントラってことになるのだが、「猪木!ボンバイエ!」のコールも確立されており、現代プロレス入場曲のルーツの一つと言えると思う。

オリジナル楽曲

 藤波辰爾 / ドラゴンスープレックス

ホントにプロレス入場曲か?ってぐらい、言っちゃえばのんきな雰囲気が漂う一曲。
ジャンルで言うとフュージョンになるのかな?

ただ70年代80年代の日本プロレスロック系よりもこういう入場曲が案外多い。
テンポ自体も今の入場曲と比べると遅め。

長州力 / パワーホール

巨匠・平沢進が制作を依頼されてなんとなく作ったみたいなエピソードで知られる長州力の入場曲。
延々同じメロディー、同じリズムの繰り返しなのだが、それがかえって印象に残りやすい。コールもしやすいし。

大音量のパワーホール(以下略

The Rock / Electrifying

言わずとしれたロック様の入場曲。

この曲に限らずだが、WWEの入場曲ってのは曲頭に決め台詞→イントロってパターンが多い。
加えて、テンポも日本のものと比べるとかなり遅め。
この辺は花道の構造とかそういうのも関係しているのだろうか。

"If you smell! What a Rock is cooking!"は日本語訳の難しい決め台詞としても有名。

Ston Cold Steve Austin / I won't Do what you tell me

この曲は正直イントロのガシャーン!でオチてるというか、完結してるような気もする。
乱入時も入場曲がかかるというWWEの性質上、イントロ一発で誰が来るか分かるようにしてるのかもね。
後はずっと同じリフの繰り返しというシンプルな曲。

中邑真輔 / The Rising Sun

鳴り物入りWWEに入団した中邑の入場曲。

公開時から凄まじい人気で、youtube等でもずば抜けた再生回数を記録している。
ヒールターンしたのに曲を合唱する客が絶えないため、日本語ラップが追加されたバージョンが作られたみたいな話もある。

それまで日本人の入場曲っていうと琴や尺八が使われた、どこかオリエンタルな雰囲気のある楽曲が多かったことを考えると、日本人レスラーの扱い自体が変わってきたことをここからも感じることが出来る。

鈴木みのる / 風になれ

「プロレスの王様」鈴木みのるの入場曲。

若手時代の鈴木が、大ファンだった中村あゆみに直談判をして制作してもらった曲。
日本では珍しい全編ボーカル入りの曲で、サビの「風になれ!」のフレーズと共に観客が大合唱、そしてリングインというのは今や様式美。

アメリカの観客もやってくれるってのが嬉しいね。

珍しいジャンルの入場曲

主にWWEなんですが、「これ入場曲なんだ?」っていう感じの楽曲が入場に使われることがある。

AJ Styles / Phenomenal

ボーカル入りとか、00年代以降だとニューメタルの入場曲は珍しくないんだけれどこの楽曲は全編ラップ。
ディストーションギターも鳴ってない。

ラップのスタイルとしては一世代ぐらい前のノリかなとは思うけど、日本感覚だとやっぱ珍しいチョイス。

Sasha Banks / Sky's the limit

ド直球のフィメールポップス。
レッスルマニアでは従兄弟であるスヌープドッグの生ラップで歌われたこともある。

No Way Jose / No Way Jose

EDM入場曲。

これに合わせてダンスしながら入場してくる姿は、見てるこっちも楽しくなる。
最近ホセ自身の出番は少ないけどもっと聞きたい一曲。

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挙げだしたらキリが無いのでこんくらいで。

WWEと新日本を比べるとやはり

・テンポ
・音楽ジャンル

に大きな違いが見られる。

そこには日米におけるプロレス自体の立ち位置、エンターテイメントの捉え方の違いみたいなもんもあるんだろう。
WWEでは大会テーマ曲にベビメタが使われたり、最近だとビリー・アイリッシュが使われてたりした。
アメフトにおけるハーフタイムショーほどじゃないが、やはりエンタメ同士が相互にクロスオーバーしているような印象を受ける。


日本でも大会テーマ曲を色んなアーティストが担当するってのがチラホラ見受けられるようになってきた。
そういう意味ではアメリカ化、が進んでいるのかもしれない。

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個人的に最近お気に入りのspotifyポッドキャスト番組"Pop Life Podcast"のパーソナリティ、田中宗一郎が「いつかWWE特集やりたい!」って呟いてたのに触発されて書いてみた。

トランプ政権にリンダ・マクマホンが加わってるとか、やっぱトータルで見ると白人文化なんじゃね?とか、マッチョイズムとナショナリズムハルク・ホーガンとReal American)とか、カルチャーとしての政治的立ち位置を考えると割と保守的な位置にありつつ。

それでもコフィ・キングストンがヘビー級王座戴冠とかPPVのメインが女子とか、そこには確実に変化が起こってることもまた事実。


日本のプロレスでも、戦後街頭テレビで人々が熱狂していたのが「白人のシャープ兄弟を空手チョップで叩きのめす力道山」っていう歴史がある。
そして、新日本プロレスも同系列に女子プロレス団体スターダムが加わったりとか、G1クライマックスを初めて外国人選手が獲得したと確実に変化が起こっている。


プロレスってどこか野蛮で低俗みたいな語られ方もされるんだけど、やっぱエンターテイメントとして観客の意識や時代性を色濃く表現し続けてきたものだと思うんだよな。

だから面白いし見るの辞められない。

2019年、個人的によかった楽曲10選ぐらい

12月中にやっとけよって感じですが、やらないよりはいいってことで。


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No Buses / Party Old Man

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日本のガレージロックバンドNo Buses。
「ロックは終わりだから。今はラップだから。」ってな感じのことをおじさん達も次々口にするようになってきた昨今。
でもそれってロックがチャート的な上位にいなくなったというだけであって、今でも新しいバンド、新しいアプローチは産まれている。
なんか鬼の首取ったように「いまだにロックww」とか言うのも違うじゃん。
お前らが好きだったのは「売れている音楽としてのロック」だったのか?

そんなことを思いながら聞いてました。
このバンドもめっちゃカッコいいじゃんね。

「ガレージ」って括ることが出来るのかもしれないが、これを「今」聞けたってことに何か嬉しさを感じる。

人間椅子 / 無常のスキャット

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日本を代表するメタルバンド人間椅子
デビューから30年以上経った現在も精力的に活動を行っているが、最近風向きが変わった感じがある。

上に貼ったPV、他の人間椅子のPVと比べても突出して再生数が多い。
色々追っかけてみると、どうやら海外youtuberの間でリアクション動画のネタとしてバズったっぽい。

リアクション動画っていうとちょっと身構えてしまうが、別に笑ったりバカにしたりってんじゃなくて、普通に聞いて「いいねこれ」って感じ。
単になんか流行ってるから聞いてみよう、とか大げさにリアクションしてるだけってのもあるだろうけど、露出が増えてることには変わりない。

前にも書いたが、結局日本の音楽なりコンテンツっていかに「見つけてもらうか」ってことなんだろうなって。
そんで見つけられた上で評価されるだけのクオリティがあるから広がっていくんだろう。

ベテランが進化し続ける姿はやっぱカッコいい。

Poppy / Scary Mask ft.FEVER 333

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ジャンル的には何って言いづらい。可愛い系ラウドポップスメタルというか、色んな要素が混在しているアーティスト。
一曲の中でクリーン、デスボイス、ラップが目まぐるしく入れ替わる。
それを一人のシンガーが歌い分けるって凄いし、それでいてイメージが統一されてるのも驚き。


これどこで知ったかっていうと、プロレス。

アメリWWEのNXTに所属している紫雷イオがヒールターン(悪役への転向)を行った際の入場曲に使われている。

 

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プロレスの入場曲ってのはそのレスラーのイメージ、ステレオタイプみたいなもんが反映される。
アメリカの団体における日本人レスラーの入場曲がこれ、というのにも当然色んな意味合いが含まれてるんだろう。
それはそれで一記事出来そうなテーマなのでここでは一旦置いておく。

それにしても、プロレスの入場曲でこういうテイストってのはやっぱ日本のプロレスとは大きく違うとこだよなあ。

 DA PUMP / 小さな会釈


U.S.Aの大ヒットによって再びメインストリームに帰ってきたDA PUMPのシングルB面。
U.S.A以降、何かと○○ダンスって感じで面白振り付けとちょいダサフレーズばかり求められてる感じでなんか切ないなあというところ。

やっぱISSAは抜群に歌が良いし、面白ダンス軍団として消費されるばかりでなくボーカルダンスグループとしてしっかり評価されてほしいよな。

良い曲だもんやっぱ。

KIRINJI / Almond Eyes feat. 鎮座DOPENESS

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ラップとポップス、ロック等のクロスオーバーがもっと進めばいいなあ、と思ってったとこにこの曲。
これでいいんだよこれで!って感じ。

日本には良いバンドも良いラッパーもいる。
それが上手いこと出会えば最高の曲が出来上がる、ってことを証明してくれた。

THE邦楽、ってトラックに日本語ラップが乗っかる。
欧米基準がーとかそういうの置いといてまずそこだろ、ってこと。

逮捕されちゃったのは残念。

Ozzy Osbourne / Straight to Hell

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メタル界の高齢化問題はよく言われるんだけれど、それもしょうがないなあという部分もある。
メタル第一世代のオジーがいまだに精力的に活動し、新譜出してんだもんな。

加えて、ポスト・マローンのアルバムに参加したりとメタルの枠にとらわれず新しいことにもチャレンジしてる。
誰がどう聞いても「オジー」でありつつ、それでいて過去の「オジー」に囚われない新しい魅力が見出されている。
形式的にヘヴィであることが必ずしもメタル、オジーと≠ってこと。
ディストーション効かせて高速ビートしとけばメタルだー!って全部喜んでちゃあいかんなってこと。

枠にこだわってんのはもう一部のバンドと、頑固なファンだけなんだろうな実際。

メタルほど世界各地にシーンがあるジャンルも無いと思うので、もっと開いていくと楽しいことになると思うんですよねホント。

Full of Hell / Armory of Obsidian Glass

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ジーから見れば若手だが、もう10年選手のFull Of Hell。
ブチ切れグラインドコアバンドだが、裏のメロディセンスも良くて聞いてて心地がいい。

やっぱメタルってメロディなんだなあとか改めて思ったりする。
デスとかブラックでも良いバンドってふっと聞こえてくるベースラインやギターの旋律が美しい。

高速ブラストビートやデスボイスを主役にして語りがちだけれど、大事なのはそこなんだろうなと個人的には思いつつ色々ディグってます。

KOHH / I Want a Billion feat. Taka

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時間の流れに呑まれて忘れてたがこれって今年の楽曲だったんだな。
日本を代表するラッパーKOHHと、ONE OK ROCKのTakaのフィーチャリングとかドリームタッグじゃん。
ハンセンブロディぐらいの無敵タッグじゃん。

メテオラぐらいのリンキンパークのような雰囲気がありつつ、それぞれの魅力が感じられるバランスの良さ。
声の相性がいいんだろうか。

通しで凄く良いアルバムだった。機会があったらライブにも行ってみたい。

Juice=Juice / 『ひとりで生きられそう』ってそれってねえ褒めているの?

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なげえタイトルだな!

それは置いといて、今年のアイドル楽曲の中ではこれが好きだったな。
ホントはBEYOOOOOONDSの元年バンジージャンプ貼ろうかなと思ったけどPVもサブスクも無かったので。

グループアイドルはメインがいて他がサブってタイプか、全員が歌割り持つタイプがあるがJuice=Juiceは後者。

全員歌が上手いし、ユニゾンも気持ちいい。
そんでもって歌詞の雰囲気に合わせた物悲しさ含みつつもも力強い表現が見事にマッチしてる感じ。

新しいジャンルがーとか挑戦的な表現がーってのも楽しいんだけど、ど真ん中歌謡ポップスってのもやっぱいいじゃん。

配信解禁された歌手たち

今年は日本の大物歌手たちのストリーミング配信が多く解禁された。

サザンオールスターズ

L'Arc-en-Ciel

平井堅

星野源

スピッツ

etc...

それら聞いてて思うのは、「知った気になってた」アーティストが多かったなってこと。
有名なシングル、それもサビぐらいしか知らないのになんとなく「このアーティストは知ってる」って顔してたなあと。

一曲、一アルバム通しで聞けばその印象は全然違うし、今まで知らなかった良さがどれだけあったのかということに気付かされる。
音楽語るには聞いてナンボだよな。当たり前だけど。

そんで、やっぱストリーミング配信ってのはリスナーにとっては嬉しいことだらけなので、簡単に「もっと解禁しろー」って言いたくなっちゃう。
でもそっから利益出そうってなると、それこそアメリカみたいに新曲が数千万再生されたりしないと中々ビジネスって感じにならんのも素人なりに分かる。

まあでも流れは止まらんと思うしな。
spotifyがいきなり死ぬってことも考えられんし。死にそうになったらどっかが拾うだろうし。

ともあれ、ファンとして聞くことがアーティストに正しく還元されることを祈るだけです。
ライブも行くしグッズも買うしよ。

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振り返ってて思ったが、もう昨年の年頭のこととか忘れてんだよな。
年齢のせいってのもあるだろうけど、単純に触れる楽曲やその他映画等のコンテンツが増えたから、一つ一つをしっかり見直し、自分の中に定着させなきゃ。
ただ超高速で過ぎ去るものを見送ってるだけだと後に何も残らんものな。