吐き捨て系日記

もう30になっちゃう男が考えを整理するためにブツクサ綴る、ほんとにただの日記です。

EVO 2018に見たeスポーツの未来

エラそうなタイトル付けちゃったけど、EVO 2018を見て格ゲーファンが感じたことをつらつらと書き残しておきます。
eスポーツっていうか格ゲーの話がほとんどですが。


EVO 2018公式ページ


まず『EVO』とは何か。ニコニコ大百科の解説が詳しいので以下に貼っておく。

 

dic.nicovideo.jp


簡単に言うと、年に一回ラスベガスで行われる格ゲーの世界大会。
プロはもちろん、エントリーさえすれば誰でも出られるお祭り感の強いイベント。
95年からスタートし、20年を超える歴史がある。

Twitchをはじめ様々な媒体でネット配信されているので、視聴が容易になったのが嬉しい。

で、俺も長いこと見てたわけですが、そんな中今年気になったポイントを以下に紹介。

レジェンドの健在っぷり

以下のクリップを見ていただきたい。

clips.twitch.tv


奥に座っている白髪交じりのおじさん。
実はこの人、アメリカの格ゲー界ではかなり名の知れたレジェンドであるアレックス・ヴァイエ(Alex Valle)さん。

経歴は以下

Alex Valle | 格ゲープレイヤーWiki


日本でもその存在が知られるようになったのは、ご存知日本を代表する格ゲープロ「ウメハラ」との対決から。

98年の『ストリートファイターZERO3 世界一決定戦』において、米国代表としてウメハラの前に立ちはだかったのがアレックスだった。

当時はタンクトップのいかつい兄ちゃんだったアレックス、その後は格ゲーイベントの主催などプレイヤー以外でも積極的に活動し、格ゲーの普及に努めていた。
2014年に一度引退宣言をしたらしいが、今でもエンジョイ勢として活動しているとか。

そんなアレックスの姿を久々に見たわけだが、上の動画で戦っている相手は2016年のカプコンカップ優勝者ナックルドゥ(NuckleDu)。22歳新進気鋭の強豪プレイヤーだ。

大方の予想ではナックル優勢だったが、なんとアレックスが勝利。
レジェンドここにあり、と言ったところだろうか。


格ゲーに限らず、eスポーツ選手としてのピークは20代までと言われている。
実際、格ゲーでもトップ層の入れ替わりは大分激しくなってきた。
そんな中、20年を超えるキャリアを持つ選手がこうやって活躍する姿は多くの人に勇気と希望を与えてくれる。

スポーツ始めるのに年齢や性別は関係ない。
大仰な言い方かもしれないが、そんな風に思わせてくれる光景だった。

日本芸能界からの刺客

日本のテレビでもeスポーツを取りあげる番組が増えてきた。
この間はフジテレビのスポーツバラエティ『ジャンクSPORTS』にプロゲーマー夫妻ももち&チョコブランカが出演していた。

realsound.jp


まだ物珍しさで紹介されているところもあるし、格ゲーとそれ以外のゲームがごっちゃになっているような気もするが、以前よりははるかに扱いがよくなった。
AbemaTVには専門チャンネルがあったりするし、芸能人がゲーム大会する企画もよく見る。


そんな中、今回のEVO 2018には何人かの芸能人が参戦していた。
まずゲーム好きグラドルとして知られる倉持由香吉田早希

そして、関西のゲーム番組『YUBIWAZA』のMCであるロンドンブーツ1号2号の田村淳、そしてテレ東のゲームバラエティ『勇者ああああ』のMCであるアルコ&ピースの二人。

ゲストとかではなく一般参加として、予選プールに入って試合を行っていた。
中でも田村淳はなんと配信台(予選の試合の中にはネット配信用の台で行われるものがある)で試合が全世界に放映された。

clips.twitch.tv

結果はほぼ全員が初戦、ルーザーズ共に敗退となった。
上にも書いたが、別にプロや強豪しか参加しちゃいけない大会でもないのでこれ自体は全然ありだと思う。


終わったなー、なんて思ってたらウメハラの配信チャンネルでなんと「アルコ&ピースvs田村淳」が行われるという情報が!

www.twitch.tv(上動画の40分辺りから)

放送局の垣根を越えた、東西eスポーツ番組対決が実現してしまった。


で、俺も配信見てたわけですが、試合前にはコメント欄で

「素人の対戦なんか見たくない」
「番組の企画に乗っかってやる理由ないだろ」
「どうせ冷やかしだろ」

みたいな懐疑的なコメントも目立っていた。

そんな中対決がスタート。
アルピー酒井がまず田村淳と戦ったが、経験者である酒井が圧勝。
まあこんなもんだろう、と思ってたが次の平子戦が凄かった。


正直両者とも決して上手くはない。敦は二日前に始めたばかりらしいし。
だがそれが良かった。
敦と平子が「同じレベル」だったのだ。

技はなんとなく出せるけどコンボや起き攻めなんかはまだ出来ない二人。
拮抗した実力の対戦はやっぱり競り合いになる。


しかし、徐々に敦が平子を圧倒しだす。
最初は何も出来なかった敦が、徐々に技を安定して出せるようになった結果、ガイルというキャラの特性を活かした「飛ばせて落とす」、つまり待ちガイルにたどり着いたのだ。

ガチャプレイで対抗する平子だが、最後は敦のサマーソルトで決着。

clips.twitch.tv


コメントを見ればわかるが懐疑的なやつはすっかりいなくなり、最後は大盛り上がり。


そして敦が一言「面白いじゃん!eスポーツ!」
平子も「敦さんとゲームやるのおもしれえ」


見ていたほぼ全員が思った。
これだよな。これが格ゲーだよな。


年がら年中プロや上級者の戦いを見ていてすっかり忘れていたが、格ゲーの楽しさってこれだったよなと。
思えば、俺もやり始めたころは下手くそなりに一戦一戦悔しがって、友達と競い合ってたなって。

なんかそういう、ゲームを楽しむことの原点を見させられたような、そんな『ベガスの凡戦』だった。


今回は番組の企画で参戦したわけで、彼らが今後もゲームやってくれるかは分からんし、ゲーム番組がこれからも続くかも分からない。
多くは深夜かローカル局だし。

でも、こういう光景が少しでも世間に届けば、格ゲー並びにeスポーツってのももうちょっと普及していくんじゃないだろうか。


もちろん法整備の問題や、ルールや団体の問題などもあるわけだけれど、eスポーツで大切なのはファン=プレイヤーになり得る敷居の低さであるべきだと思う。
そういった意味で、理想的な光景がこの対決だったんじゃないかな。
誰でも参加し、プレイし、喜び悔しがる。
それでいいと思うんだよなあ。

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上に挙げてきた2点、レジェンドの姿と初心者の参加。
両極端な二つの光景が同時に存在しているこの状況こそがeスポーツ、格ゲーにとってまさに目指すべき姿だと思う。

エラそうに語ってきたが、そりゃ俺も格ゲー界が盛り上がれば嬉しいし、やりがいがある。

まだ世間やネットでは「たかがゲームがスポーツを名乗るな」みたいなのも根強いけれど、徐々に変わってけばいいよな。
「世界で流行ってるからー!」とか「賞金がー!」ってゴリ押しするより、色々な人が楽しんでる姿をまず見せる。
これが大事なんだろう。

最近気になるアジアのポップスとかラップとかを紹介

細々やってる弊ブログなわけですが、検索ワードによってはやたら上位に出てくることもある。
太閤立志伝の記事とかがその代表かな。あと以前、Ghostemaneに食いついてコメントくれた人もいたし。

まあ嬉しい反面そんだけ競合相手というか、言及したメディアやブログが少ないってことでもあるわけで。
マイナーだからって適当なこと書いてると俺もデマ拡散の加害者になりかねない。

だからまあ、個人ブログなりにしっかりと自覚持ってやりましょうねってことで。

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前段はこのぐらいで、今回はアジアの音楽をつらつらっと紹介します。
spotifyとかApple musicだとこういうの結構出会いやすいんで、好きなジャンルで探してみると面白いっすよ。

老音樂隊

www.youtube.com


いやこれ紹介しといて申し訳ないんだけど、台湾のバンドってぐらいしかわかんねえ。
バンド名で検索すると色々と違うもんが引っかかったりするんで。
なんならバンド名の読み方が分かんねえ。

ただ、youtubeなりspotifyの再生数を見るとかなり聞かれてるし、リスナー層をチェックしてみると台湾では相当人気あるっぽい。

サウンドはストリングスの入ったオーソドックスなロック。どこか歌謡曲っぽさもある。
みずから「古い音楽チーム」を名乗るくらいだから、そういうノスタルジックなコンセプトが最初っからあるバンドなのかもしれない。

確認できる音源は2017年に出したアルバムだけなんで、まだ若いバンドっぽい。
今後どっかしらからグローバルにブレイクする可能性があるかもしれない。

Moving and Cut

www.youtube.com


こちらはタイのバンド。
Gym and swimとかもそうなんだけど、タイのバンドシーンではこういったアーバン感(合ってるのか?)があるのが流行ってるみたい。

実際雰囲気凄くいいし、聞いてて心地いい。
日本でも近いサウンドの若いバンドがたくさん出てきてるし、どっかシンクロニシティみたいなとこもあんのかな。

SHAUN


韓国のソロアーティスト。
バンドでの活動の他DJやプロデューサーなど幅広く活躍しているみたい。
全米1位を取ったBTSの楽曲にも参加しているとか。

K-POPっていうとバキバキのダンスとラップ、EDMサウンドってイメージがある。
このEPにもダンスナンバーは入ってるんだけど、リード曲の『Way back home』はアコースティックなポップス。エド・シーランとかああいう感じっつうのかな。

他の曲もモダンなエレクトロサウンドを用いたポップスで、DJならではの引き出しの多さを感じる。
K-POP」って一括りにされがちだけど、やっぱ色々あるんだよなその中にも。

Khói

www.youtube.com


ベトナムのラッパー。
タトゥーアーティストからキャリアをスタートしたらしい。
92年生まれだから今26歳。

アンビエントなトラックに乗る、トラップ感のあるベトナム語ラップが心地いい。
88 risingとかが盛り上がることでアジア各国のラップシーンとかにも注目が集まるようになってきてるけど、やっぱどの国にも若い才能っているんすよね。

それに気づくかどうか、ってのは音楽ファンやってく中で大事なことだよなあと。

Astro Bunny

www.youtube.com


台北出身のエレクトロポップデュオ。
2011年から活動しているらしい。

ポップとエレクトロサウンドがかなり高いレベルで融合しているように思える。
貼った曲は穏やかなやつだけど、結構ノリノリの曲もあったり。

分かったようなこと言うのもあれだけど、ボーカルの声の乗りがいいっつうのかな。
バックのトラックとバランスがいいっていう感じ。

窒息楽団(Suffocated)


中国のスラッシュメタルバンド。日本的な表記をすると「窒息楽団」
公式音源がyoutubeやストリーミングに見当たらないから、wackenに出た時のコンピ音源を貼っときます。

97年結成なのでもうキャリア20年になる。
俺が初めて見たのはニコ動に上がってたPVで、それももう10年近く前になるかな。

なんか最初は空耳とかでネタっぽく聞かれてたようなとこもあるけど、超高品質のスラッシュメタルでっせ。
中国と言えばHiger Brothersが世界的に注目される一方、ラップ禁止令が出たとかなんとかって話題もあったり。
でもそのはるか前から頑張ってるバンドいたりすんだよね。

アトモスブラックやデプレッシブブラックを扱ってるPest Productionsってのが中国にあったり、メタルの土壌は結構あるっぽい。
ただ言語の関係で見つけにくかったりすんのがちょっと辛いな。

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上に挙げたのは色々掘ってく中で俺が気に入った、そしてあんまり紹介されてないアーティスト。
既に日本でもプロモーションされてるようなのは敢えて割愛しときました。

まああくまでネットで見つかる範囲なんで、現地とは時差があるだろうし、なんならホントに流行ってるのはなんなのかって現地の人にしかわかんねえだろうし。


逆に、海外の人が「日本で流行ってるのはどんな音楽だ?」と調べた時、どんな風に見えるんだろうな。
大学時代に研究室に来たフランスの留学生は好きな日本の音楽としてスピッツとstillichimiyaを挙げていた。
日本人感覚からすると意外な組み合わせだよな。そいつが変わりものだった可能性も無くはないけど。


あと、世の中はApple Musicかspotifyか、みたいな感じだけどアジア圏ではKK BOXとか、アジア最強企業のテンセントによるJOOXとかがやっぱ強いようだ。
そっちオンリーで配信してる人も多いらしい。
まあ楽しめる範囲で聞いてこうとは思う。

俺が大好きな1998年のアニメ

物心ついたときからアニメ見るのは好きだったし、今でも新作はある程度チェックしている。
で、ブログ書いたり友達と語るにあたって過去のアニメの思い出なんかを振り返ると、不思議なことに俺が好きな作品が「1998年」に集中していることに気付いた。

つーことでちょいと列挙してみようと思う。

全作品はwikiの以下カテゴリからどうぞ。

Category:1998年のテレビアニメ - Wikipedia


セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん

1月6日~4月3日 全48話 TBS系列


出たよ。
90年代末の「ギャグマンガ」の流れを変えた作品。

不条理なボケとツッコミ、シュールな世界観、時折入る時事ネタ。
これと『幕張』が俺の2大ギャグマンガだ。

アニメとしては番組のミニコーナーみたいな感じで放映されていたが、そのおかげでテンポ良く見れていたような記憶がある。

あとはOPにおけるペニシリンのロマンス。
ゴリゴリのV系ギャグマンガのOPにすることで、それ自体がギャグになってしまうという演出。

昔のギャグマンガを今読むと寒い、みたいなことはあると思う。
実際今もウケるかって言われたら分からんけど、存在自体は知っててほしい作品だよなあ。

星方武侠アウトロースター

 1月8日~6月25日 全26話 テレビ東京

Outlaw Star Complete Box Set 星方武侠アウトロースター [DVD] [Import]

Outlaw Star Complete Box Set 星方武侠アウトロースター [DVD] [Import]

 

 
宇宙を舞台に便利屋のジーンが相棒の美女と大暴れするSFアニメ。
こういう言い方あるのか知らんけど、「ハーレムヒーロー」って感じか。
様々なタイプの女の子と一緒に敵と戦ったりロマンスしたり。

あと宇宙船バトルがドッグファイトじゃなくてアームを使った格闘戦っていうのが斬新。
主人公の銃が「古式銃」っていうレア武器ってのも子供心をくすぐる。

アウトロー、みたいな設定は最近めっぽう少なくなった。
時代ごとのヒーロー像みたいなもんも移り変わっていくんだ。
あと女の子像ってのも。
このころのアニメヒロインは露出がやたら多かったりボンキュッボンが甚だしかったり、今感覚だと問題視されそうだ。

ロードス島戦記-英雄騎士伝-

 4月1日~9月30日 全27話 テレビ東京


 言わずと知れた名作ラノベのアニメ化なわけですが、このアニメ版は原作ファンからあまり評判が良くないらしい。
オリジナル展開や子供向けコーナー、本編の作画なんかが原因だとか。

とはいいつつ、その子供向けコーナーとかにホイホイ釣られてた子供がまさに俺なわけで。
坂本真綾による曲、そして超クオリティ高い映像、オープニングだけで俺はやられちまっていた。

実際、評判が悪かった作品ってのにも楽しんでた人はいたんやでってことは、どっか心の隅に置いておいてほしい。

serial experiments lain

 7月6日~9月28日 全13話 テレビ東京

 好きだった、ってタイトルではあるんだけど俺は当時この作品を3話ほど見た結果、怖すぎて見るの辞めてしまった。
ある意味トラウマ作品。

大人になってからやっとこさ全部見たわけだけど。
現代ネット社会を予言していた、と評されるほどの世界設定が見事。

だがそれ以上に、不安をそのまま描き出したような背景画やキャラクターの造形なんかが印象深い。
嗄れ声のED曲とかも。

思い出深く、忘れられない作品の一つ。

ガサラキ

 10月4日~3月28日 全28話 テレビ東京

EMOTION the Best ガサラキ DVD-BOX

EMOTION the Best ガサラキ DVD-BOX

 

 はっきり言うけど、当時の俺は内容全く理解できてなかった。

ただ、TAのメカニカルなデザインと機能美、オリエンタルな能のイメージや政治劇の雰囲気だけで楽しんでた。
見返して気づいたが、凄まじい魅力に溢れつつも同じくらい粗も目立つ作品だなと。

でも唯一無二の作品なんだよなあ。
朝やってたから見やすかったってのもあるけど。

 ブレンパワード

 4月8日~11月11日 全26話 WOWOW

EMOTION the Best ブレンパワードDVD-BOX

EMOTION the Best ブレンパワードDVD-BOX

 

 当時のWOWOWにはノンスクランブル枠っていう、加入して無くても見れる時間帯があったんすよ。
そこで放送されたアニメ、しかもこれが最初じゃなかったっけ?


監督は『機動戦士ガンダム』の富野由悠季
俺はボンボン派だったので、当然チェックしていた。

ただまあ、富野節の極みともいえる独特のセリフ回しと概念のやり取り。
当時の俺は言葉のまま受け取ってたけど、今の感覚だと分かりにくいとこもある。
でも本来は、見たまんまってのがベストなのかもしれない。


瞬間移動して戦うロボットって初めてだったし、デザインも好きだったので結構楽しんでた記憶がある。
ただ録画失敗もかなりしたので、エピソードは飛び飛びなんだよなあ。

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以上、代表的なとこを上げた。

これ以外にも『遊戯王』『カウボーイビバップ』『守護月天!』『彼氏彼女の事情』『サイレントメビウス』『ロストユニバース』と色んな作品があった。

名作として語り継がれてたり、知る人ぞ知る作品として伝えられてたり、ダメなものとして伝えられてたり、今への残り方もまた様々。

だが、当時小学校高学年の俺はどれも楽しんでたんだよな。
まあ好きな作品が多かった、というより俺自身がアニメを楽しむ態勢に入ってた、ってのもあるかもしれない。
後はまあ、それぞれの作品の評価は別として、俺の少年時代のアニメ体験それ自体は思い出なので大事にしたい。



1998年、時は世紀末。
今見返すと、アニメ界もある種曲がり角を迎えていたのかなっていう感じのラインナップに思える。
この後、00年代に入ってアニメ業界は急速に売り上げや注目度を伸ばし、ハルヒあたりでネット文化のブレイクと共に一気に世の中に広がっていく。
その前夜、ある種の成熟を見せつつあったような、そんな感じ。


で、上にもチョロっと書いたが、今の感覚で見てどうか、ってのはまた別の話ではある。
それこそ表現がモラル的にどうかとか、単純な技術的な話とか。
でも当時は当時として、見たということをキッチリ残しておくことは大事だと思う。
過度に飾り立てて「黄金期だった」とか言い出したり、「今から見るとクソ」とか貶すんじゃなくてな。


小学生の俺が背伸びして頑張って見ていた、そんな日々のお話でした。

好きな番組の話

NetflixとかAmazonプライムなんかのストリーミングサービスが普及し、いわゆるテレビの人たちが続々とそこに参入してきた。


その中で上手くやってるなあって人もいれば、なんか勘違いしてるな…って感じるのもある。
まあ合う合わないはあるだろうし、今は試行期間みたいなとこもあるんだろう。


今んとこハマってる番組をいくつか紹介しておく。
『有田と週刊プロレスと』は前書いたので割愛。

inak555.hatenablog.com

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坂上忍流ディープな夜遊び

www.amazon.co.jp


昼の番組で怒鳴り散らしてる坂上忍がメインの旅番組。
俺もあんまり良い印象は持ってなかったが、この番組は面白かった。

坂上忍といえば怒りっぽくて潔癖症、というイメージだが、一方で女好きのギャンブル狂という一面も持っている。
この番組はそこにフィーチャーしたもの。


日本のみならずアジアの歓楽街に出向き、酒と女と博打を心行くまで堪能する。
紹介する、っていうより本人らが完全に楽しみに、なんなら勝負に行ってるのが面白い。

競馬は俺もちょろっとやるが、第一レースから平気で10万とか賭けまくってる坂上忍はちょっと凄すぎ。
トータル50万とか負けるし。


ゲストも絶妙と言うか、良い感じで飲めて騒げる人らがチョイスされている。
正直、飲めないやつに飲ませたり、女性に対する発言はセクハラっぽかったりすんのはまあ気になるし、そもそも賭博やら夜のストリップやらキャバクラやらのモラルを問われたら元も子も無いんだけどな。

こういう旧態依然とした価値観は無くなってくだろうけど、どっかそれを楽しめる回路が俺にも残ってしまっているんだろう。
終わりゆくもの、として楽しむのが正解の一つなんだろうな。「昔はよかった」とか「無くなるのを惜しむ」ってんじゃなくて。

おすすめは韓国編

おぎやはぎの愛車遍歴

www.bs4.jp

ネット番組じゃあないけど、TVerとかで見れるのでいいよね。

無類の車好き、おぎやはぎがゲストの愛車と人生を振り返る番組。
合間合間で過去にゲストが乗った車が実際に登場し、久しぶりに運転しながら思い出を語る。


俺は別に車詳しくないんだけど、この番組は見てて面白い。
やっぱり人の人生、あるいは時代とセットで語られるからだろうか。

「○○が乗ってたのに憧れて~」
「当時最先端の~」

こういう風に聞くと、単なる一台の車ではなく切り取られた時代の一部として楽しめる。
あと、詳しい人とか好きな人が楽しそうに語ってるのを見るのは楽しい。これも何度か書いてるけど。


あとおぎやはぎが良いんだよな。
年上に礼儀を払いつつ失礼なこともぶっ込めるスタンス、年下を軽く扱いつつも興味持って話を聞く姿勢。
凄くナチュラルな感じで楽しそうにしてるのが見てて心地いい。

内村さまぁ~ず

内村さまぁ~ず Second


かれこれ10年以上やってるネット番組。
ただ配信サイトがあっちこっち移った流浪の番組でもある。


ウッチャンとさまぁ~ず、そしてゲストが様々な企画を行う。
ゲームからトークから食レポから、その種類は幅広い。

面白いのは、レギュラー三人があんまりやる気ないおじさんである、ってとこ。
めんどくせえよぉ、怪我しちゃうよぉ、とか言いながら嫌々参加する。

でも最後にはムキになるほど熱中してたりする。
三人の意地がぶつかり合う「大自然クイズ」は必見。

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「ネットならではのものを!」って息巻いて、過激な演出やエロに走った番組は逆に空回りして寒々しくなったりするんだよな。何がとは言わんが。

メタラーの僕はどう生きるか ~最近のお気に入りメタル~

メタラーは3つに分けられる。


速さを求めるやつ
自虐芸に生きるやつ
フィンランド語を読めるやつ


あいつは…

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自虐芸とか卑屈芸に逃げるのは嫌だなあ、と思いながらメタルファンやってます。

今年もメタルは良いアルバム続々出てるんで、興味持ったら聞いてみてください。

Zeal & Ardor

何回も取りあげてるけど、俺の中で今一番アツいバンド。
様々な音楽性をとりこんで、ブラックメタル&ゴスペルで味付けした独自サウンド。
アルバムはホント聴きごたえ抜群。

月並みな言い方だが、メタルにあんまり興味なかったり、あんま好きじゃないなって人にも聞いてほしい。

インタビュー読んでて驚いたんだけど、こういうスタイルになったのはアメリカの匿名掲示4chanが切っ掛けらしい。
フロントメンバーのManuelがスレを建てて、

「2つのジャンルを組み合わせてなんか新しい音楽やりたいんだけど、いいのある?」

「黒人か?だったらブラックメタルとブラックミュージックでやってみろよ」

「頭来た。やってやるぜ」

こんな感じらしい。煽る方も大概ひでえけど、それを受けてすげえ音楽作っちゃうのも凄いな。

Deafheaven

ニューエイジメタルバンドの中では知名度高い方。
前作から大分空いたが、いよいよ来月アルバムが出るらしい。
リードシングルが二曲出てるが、どちらも10分越え。

ストリーミング時代、3分前後の曲が増えるよーみたいに言われてる中でこのスタイル。
合う合わないはあるかもしれないが、ストリーミングでもやり方変えないってのも一つの在り方だもんな。

サウンドはDeafheavenの真骨頂であるブラックメタルシューゲイザーを前面に押し出した感じ。
暴虐デスボイスとか激しいビートがシューゲイザーサウンドによって繊細な叫びに聞こえてくるという、お家芸が炸裂している。

At the Gates

スウェーデンのベテランバンド。
90年代に活躍するも一度解散。
2007年に再結成して現在に至る。

4年ぶりのアルバムはレビューサイトでも軒並み高評価。
いわゆるメロディックデスメタルを超高レベルでまとめた感じ。

彼らに限らずだが、ベテランバンドほどサウンドが激しくなるみたいなのはメタルあるあるの一つ。

Rivers of Nihil

アメリカのプログレッシブ/テクニカルデスメタルバンド。
一聴していただければわかるが、メタルでは聞き慣れない楽器が全編にわたって使われている。
メタルと思って聞いてると「え?その楽器!?」みたいな感じになる。

でも一発ネタではなく、完全に楽曲の一部として機能しているのが凄い。
ジャズとかフュージョンからメタル、みたいなアプローチって結構あるんだよな。
ドラマーにもジャズ出身の人多かったりするし。


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良いもんは良いもの、ってことで勧めておくことが大事よな。
メタルファンの振る舞いでメタル自体が嫌われたら最悪だしね。

【映画】デッドプール2の感想「ダブステップは最高だろ!」※ネタバレあり

デッドプール2を見てきた。

www.foxmovies-jp.com

公開直後ってタイミングで見れるのは久しぶり。
いつもの映画館ではなくTOHO新宿で見たのだが、これがまたラッキーというか、映画鑑賞にとってプラスに働いた。
外国人の観客が多くて、彼らがちゃんと声出して笑うんだよな。

それにつられてか、中盤以降は俺含め日本人も声出してギャグで笑えた。
そうやって見た方が多分楽しい映画だよな。

以下ネタバレありの感想















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メタネタと英語と

いきなり登場するウルヴァリンの人形、007のパロディ、しつこいぐらい出てくるグリーンランタンいじり、その他凄まじい量の下ネタ、ブラックジョーク、メタネタの嵐。

もちろん元ネタがわかんなくても面白いんだけど、やっぱ全部ネタを分かってた方が楽しいんだろう。

加えて、英語も分かって無きゃ理解できないネタってのもあった。
字幕版で見たのだが、字幕で結構ネタが省かれたりボヤかされたりしているのにところどころ気付いた。
新宿で見たせいか外国人の観客も多かったのだが、日本人が反応してないとこで大声出して笑ってたのが印象的。
そうか、ここ笑うとこなんだ的な。


代表的な字幕で言えば、デッドプールが新キャラのユキオを紹介されたときに言うセリフ。
字幕では「アニメから出てきたみたいだな」的なセリフだったのだが、よく聞くと「マイリトルポニーのピンキーみたいだな」と具体的なアニメキャラを挙げている。

アメリカの少女向けアニメで、アメリカのいわゆる萌えヲタからも絶大な支持を受けるマイリトルポニーだが、日本での知名度を考えて改変が行われたのだろうか。
日本で言うと「お前プリキュア見てんのかよ!」的なネタなのだろうが、さらっと流されちゃった。
でもアドベンチャータイムはそのまんまだったよな。


上のは結構多くの人が指摘してたんでいいんだけど、俺にはもう一個気になった字幕があった。
っていうか気づいたのが終盤だったので、実は序盤からそうだったのかもしれないが。
もしくは俺の気のせいかもしれんが。

ラスト付近、ドミノと会話するデッドプール
その中でドミノが字幕では「家族」と言ってるシーン。
よく聞くと「F-word」って言ってたような。


F-wordと言えばFxxkのことだが、ここではFamilyを指している。
直前にコロッサスにFxxkって言わせたり、序盤から「ファミリー映画だ」って強調してこの使い方は上手いなとか思ったんだが、字幕では再現不可だったようだ。


あんま英語のリスニング得意じゃない俺でも気づくぐらいなんで、ちゃんと聞いたらもっと見逃してるとこあるんだよな多分。

人種と全愛

これは公開前からずっと言われてることなんだが、いわゆるポリコレ的な描写。

インド人のタクシー運転手
ネガソニックとユキオの同性カップル
太った超能力者

様々な人種が集い、様々なアイデンティティが特にツッコまれることなくナチュラルに存在している。
多様性の象徴であり、そのすべてを愛するデッドプールパンセクシャルである的な評も多い。

一方で、劇中デッドプールは数々の人種差別を指摘するんだがこれってそのまんまの意味では無く、いわゆる「ポリコレ棒」に対する嫌味なのかなーとか思ったり。


「ブラックトム」って名前の白人囚人がケーブルにやられるとデッドプールは「てめえブラックトムをやりやがったな!黒人差別か!」ってキレる。
移動中の車内、インドの曲がかかるラジオを止めるように言ったケーブルに「てめえインド人差別か!許さんぞ!」ってキレる。


これはそのまんま差別を指摘しているのではなく、そのような行き過ぎた反差別行為を茶化してんじゃねえかなって。

me tooやら差別表現の排除は大事なことだが、それらに乗っかって関係ないとこまでぶん殴りに行く人が多いことを表現してんのかなーとか。


キラキラヘアーでいっつもニコニコしてるユキオがアジア人 / 日本人に対するステレオタイプだってな意見もある。
確かにそうかなー、とも思ったけどドミノがどデカアフロヘアで戦ってたり、それこそドーピンダーの存在もあるわけじゃん。
っていうかああいう役を日系がやってるってだけで相当変わってきてると思う。
別に平均的な日本人で描かなきゃいけないキャラでもないと思うし。

いつもクールでパンキッシュなネガソニックとのカップル相性としてあれがベストな気もするし。(これが尊みか…?)


その他にも黒人女性戦士に「ブラック・ブラックウィドウ」って呼びかけたり、インド人に「ブラウンパンサー」って呼びかけたり。

全てを愛するからこそ全てを茶化す、そんな風に見えたな。

ダブステップは最高だろ!

最後は俺が一番笑ったネタの紹介。

未来から来たというケーブルに3つ質問するデッドプール

「1.メタルアームってダサくない?
 2.シャークネードは何作目だ?
 3.ダブステップは廃れた?」

メタルアームやシャークネード(サメが竜巻に乗って襲ってくるという超B級映画シリーズ。やたら続編が多い。)は無視しつつケーブルはこう返す。

ケーブル「ダブステップはクソだ!」

デッドプールダブステップは最高だろ!」

 

そしてバトルシーンで響き渡るskrillex

www.youtube.com


この流れで声出して笑ってしまった。
遥か未来でもダブステップは嫌われてんのかよ!みたいな。

そもそもダブステップ自体が若者の間で一気に流行ったために「まーたダブステップかよ」的な感じで辟易とされてた時があったとか、そもそも流行ったのは7,8年前っていう肌感覚とかがないとあんま面白くないネタなのかもしれない。



これ以外にも「Hi ! Wade」「Hi ! Yukio」のやり取りがめっちゃ可愛いとか、
ドーピンダーはなんでインタビューウィズバンパイア好きなんだとか、
ブラッド・ピットはともかくマット・デイモンはわかんねーよ!とか、
ケーブルは発生3Fのハイパーバイパー撃てよ(格ゲーヲタ感)とか、
忽那汐里可愛いな!とか、出番少ないけど。


そこ以外でも例えばミュータント少年が虐待されてることに気付いた瞬間のシリアス演技とか、ケーブルとデッドプールが互いに「大切な人を奪われた」という共通点を持った者同士であることに気付いた瞬間とか、ヒーロー映画として胸熱くなる瞬間を作るのが上手いと思う。
締めるとこははキッチリ締めてんだよな。だからただのお下品映画で終わらない。
Xフォースの面々は可哀想だが、ただ一人仲間を助けようとして死んでしまったピーターさんを助けに来るデッドプールとかも良かったな。


あと忽那汐里が可愛い。


っていうか無責任とか変態とかじゃなくてただの優しい良い奴だよなデッドプール
色々語りたいことが出てくる映画だった。


ていうかゴリゴリに傑作だと思いますよマジで。

サノスだアポカリプスだって超パワーの悪役じゃなく、虐待によって憎しみを振りまく施設の所長を巨悪とすること、これがデッドプールらしくていいなって。

真面目過ぎる…みたいな批判と言うか感想もあった。
俺は何もかもぶっ壊せ、みたいなもんをデッドプールに求めて無かったので楽しかったけどそれも分かるっちゃあ分かる。

けど俺は笑えたんでオッケーってことで。


更に言うと、忽那汐里が可愛い。

とりあえず、下にリンク貼る作品が歴史改変されて見れなくなる前にしっかり見ておこうな。

 

転職の相談をしたらボロカス嫌味を言われた話。

先月ぐらいから、ぽつぽつ転職活動ってやつをしてまして。


理由はまあ単純に給料やっすいなってのと、ワンマンの会社なんでやりづれえってのと、職場の雰囲気が悪いってのが主なとこですかね。
会社の人にこのブログ見つからないといいな。


で、こないだふと飯屋で一緒になった職場の先輩に「最近、転職活動はじめたんすよね」とか相談してみたんですよ。
そこそこ仲良いかなって人だったんで。

したら、まあ嫌味を散々浴びせかけられましてね。


「何も仕事できないのに転職?」

「全く金稼いでないよね?」

「いくら君に使ったと思ってるの?」

「(○○業界)無理でしょ」

「今取るような会社はダメな会社だから」

「社会で何物にもなれないやつなんて山ほどいるよ?」


さすがに俺も面食らったなあ。
いや、俺も自分が有能だとかは思っちゃいねえけどさ。
「全く仕事できないのに」みたいな体はさすがに腹立ったわ。
給料も出さない、大した仕事もふらない、こっちが仕事を求めてもやらせない。

ブラックじゃあないだろう。
でもホワイトでもない。


まだまだ、君には早い?
あの給料であの仕事量で、俺は働けば働くほど緩やかに貧しくなってくだけなんすよ。
人生半分以上終了したようなジジイのペットじゃねえのよ俺は。


まあ、逆に「辞めようとして正解だな」って確信にはなったわけですが。
こんな会社…!とかそういう気持ちも全くなく、もう関わり合いになりたくない。