ぼんやり過ごしていたら年を越してしまった。
もう年始からずっと異常事態、みたいな2020年もあっという間。
「何かをする」「どこかに行く」のハードルはめちゃめちゃ上がって、結果として色々行動のパターンを変えざるを得なかった。
それは普段受容するコンテンツもそう。
映画館には気軽に行けないし、ミュージシャンもいつも通りのライブやリリースは出来ない。
スポーツも無観客で変則日程。
そんな中で受け手である我々は何を思って何を感じていくか。
多分2021年も続いていくんだろうなこれは。
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POPLIFE :The Podcast
多分年間通して一番触れた時間が長かったコンテンツ。
ホントにいろんな話題をいろんな人が語り合う番組。
「超雑談形式」を謳っているがまさにその通り、一々用語やなんかの細かい説明はしないし、話はドンドンあっちこっちに動きまくる。
それがとても心地良く、それでいて「知らないこと」「わからないこと」に出会えるのがとても良かった。
いつの間にか忘れていた感覚だ。
友人と話せば昔話か、知っていることを知っていると確認し合うような生温いコミュニケーションばかりになってきた。
どっかで「ここまででいい」と線を引いていたのかもしれない。
そう自省させてくれる時間を作ってくれました。
というわけでプロレス回とゲーム回、あとメタル誰か語る回が聞きてえなあ。
それは自分でやればいいんかな。
ザ・エレクトリカルパレーズ
吉本興業の養成所、NSCにかつて存在した謎の集団「ザ・エレクトリカルパレーズ」
その実態に迫っていくドキュメンタリー。
遠くから見れば若者が若気の至りで、今風に言えば「イキった」結果なのかもしれない。
でも、彼らの姿は不思議と自分達の過去とクロスする部分があった。
かつてイケていた奴
イケてる奴に付き従う奴
イケてる奴らを敵視する奴
関係なく我が道を行く奴
そういった構造はそこかしこにあったし、今もどこかにある。
それを「過去」として振り返った時どう見えるか。
黒歴史として忘れようとする奴
良い思い出として振り返る奴
今でも「過去」に出来ない奴
お前の「エレパレ」はどうだ?と突きつけられるような、不思議な作品だった。
Anaal Nathrakh / Endarkenment
去年一番聞いたアルバムです。
どう転んでも俺はうるさい音楽が好きなようで、そこの回路だけは変わらんみたい。
今出る「うるさい音楽」の意味みたいなものも多分あるんだろうな。
その中でもメロディセンスとか、メロパートの混ぜ方とかが特に好きだったのがこれ。
海外格闘技動画
youtube巡りをしていて色々と見つけた海外格闘技の動画。
ポーランドのビンタ合戦大会。
ノーガードで全力ビンタし合って倒れたら負け、っていうバカすぎるコンセプト。
脳震盪の危険は?とか体重差ありすぎなカード多くね?とか、ビンタっていうか掌底じゃね?とか色々疑問は浮かんでくる。
ドイツの野外総合格闘技チャンネル。
これに限らず、野外総合格闘技ってそこら中に団体があって動画配信してんだよな。
そんだけ需要があるんだろう。
例によって、レベルが高いわけじゃ無いから泥仕合になりやすく「ストリートファイト」って感じ。
ふと思い立ってセネガル相撲の動画も色々見てました。
ルールよく知らなかったんですが、KOみたいな概念のある格闘技だったんすね。
勇者ああああ & 有吉ぃぃeeeee!
テレ東の二大ゲーム番組。
ちゃんとゲームしつつ、バラエティ要素もしっかり押さえてるのがとても良い。
有吉ぃぃeeeeeの方では最近FIFAの11人プレイがお気に入り。
勇者ああああの方では、エンタの神様やオンバトなど他局のバラエティをパロディしつつゲーム企画やるっていう超複雑な構成を行ったり、超絶地下芸人を呼んだり、突然サヘル・ローズやら矢部美穂やらよく分からないキャスティングをプライム帯に入っても続けてるのが凄い。
過去回だとメダル王への道好きだったんだけど、またやってくれないかなあ。
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楽しむものは楽しく、考えるべきことは考えて、2021年も非常事態の中暮らしていくんでしょう。
開き直るわけじゃ無く、しっかりと向き合ってね。